出版社内容情報
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寝る前のはみがきやトイレに
うんざりしている子どもたちのためのユーモア絵本
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ある日とらねこのトントが、旅先で「グッスリホテル」に泊まりました。誰でもぐっすり眠れるというこのホテル、じつは寝る前にしないといけないことがたくさんあるのです。トントはおふろの間やパジャマの間などに次々と案内され、なかなか部屋にたどり着きません。もう~、早くベッドに入ってぐっすり眠りたいよう!
アニメーターや児童書の挿画家としても活躍する、あさくらまやさんの絵本です。寝る前にしなくてはいけないこと(トイレとか歯磨きとか)が面倒でやだ~思う気持ちが、ユーモラスに描かれています。毎晩親に「トイレにいっときなさい」「歯磨きしたの?」と言われてうんざりしている子どもたちなら、きっと共感できると思います。あさくらさんご自身も「寝るための支度」の日頃の葛藤を思い、この作品を思いついたそう。「お風呂に入らなくて後悔することはあっても、入って後悔することはないのにね……(笑)」
*** 『グッスリホテルへようこそ』の見どころ ***
■せっかくホテルに着いたのに、寝る前にお風呂に入れとか、パジャマを着なさいとか、いろいろ注文が多くて、トントがだんだんヘトヘトになっていく様子がおもしろいです。
■グッスリホテルには「おふろの間」「パジャマの間」のほか、どんな部屋が待ち受けているでしょう? トントは部屋にたどり着けるのでしょうか。きつねの支配人が案内するホテルならではの、最後のどんでん返しもお楽しみに!
■「おふろの間」では「ぞうのシャワータイム」があったり、「パジャマの間」では「くもの仕立て屋さん」がパジャマを作ってくれたりと、動物の世界ならではの描写がユニーク。ホテルの内装にもいろいろヒントが描かれているので、お見逃しなく。
*** 対象年齢 ***
読んであげるなら 3歳から
自分で読むなら 小学低学年から
内容説明
だれでもぐっすり眠れるという「グッスリホテル」。ところがトントは「おふろの間」や「パジャマの間」にあんないされ、へとへとに。早くベッドに入りたいよう!「ねるまえのトイレやはみがきなんてイヤ!」という子のためのユーモア絵本。
著者等紹介
あさくらまや[アサクラマヤ]
東京都生まれ。武蔵野美術大学卒。フリーのアニメーターとして映像制作に携わりながら、絵本ワークショップ「あとさき塾」で学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。