動物感動ノンフィクション<br> まぼろしの動物 ニホンオオカミ―小学生、なぞのはくせいの正体を追う

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動物感動ノンフィクション
まぼろしの動物 ニホンオオカミ―小学生、なぞのはくせいの正体を追う

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  • サイズ A5判/ページ数 144p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784052060663
  • NDC分類 K489
  • Cコード C8395

出版社内容情報

かつて日本に生息し、100年以上前に絶滅したニホンオオカミ。そのはくせいは世界に5体しか残っておらず、多くがなぞにつつまれているまぼろしの動物です。
ある日、絶滅動物が好きな日菜子さんは小学生のとき、博物館の施設でニホンオオカミに似たはくせいを見つけます。そして、周囲の大人の力も借りて調査を開始。作成した自由研究は第25回「図書館を使った調べる学習コンクール」で文部科学大臣賞を受賞しました。
そのあとも、専門家の力も借りながら、ミステリーのようにはくせいのなぞをさぐりつづけ、調査の結果を論文にまとめあげます。

この本では、ニホンオオカミと人との歴史や、絶滅までの歴史なども説明。
コラム「絶滅動物ずかん」ではほかの絶滅動物についても紹介しています。
人と動物との関わりや研究の大切さに触れつつ、とことん”好き”を追求することの素晴らしさにあふれた実話です。

内容説明

それは、世界で6体目となる絶滅動物、ニホンオオカミのはくせい!?ふとした気づきが自由研究、そして論文になるまでの実話。「好き」を追求する情熱に、きっと勇気がわいてくる。自由研究を書くときのヒントにもなるよ!

目次

1章 「M831」の正体をさぐれ!
2章 まぼろしの動物 ニホンオオカミ
3章 もう一度あの子に会いたい!
4章 標本台帳のなぞ
5章 ニホンオオカミを追いかけて
6章 論文に取りくむ

著者等紹介

たけたにちほみ[タケタニチホミ]
日本児童文芸家協会常務理事

川田伸一郎[カワダシンイチロウ]
国立科学博物館動物研究部研究主幹。学生のころからモグラを研究してきたが、最近は古い標本にまつわる人や出来事に関心がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

147
自由研究の域を超えた小森日菜子さん。絶滅してしまった生物を観察するためには過去の資料を漁るしかないと、世界に数体しかないニホンオオカミの剥製を追い続けた。その探究心は皆に伝えたい使命感から。海外から持ち込まれた狂犬病や人間の都市化によって、もう自然界では見ることのできなくなってしまった。もしかしたらまだどこかの山にいるかもしれないが。好奇心は果てしない。限られた情報から調べあげ、矛盾点や貴重な記述を発見。論文までできあがり受賞もされたが、さらなる研究は続く。興味を伸ばすという家族の思いにも深い愛を感じる。2025/08/07

りらこ

24
筑波の分館にあるはくせいが実はニホンオオカミだった!それを最初に指摘したのは小学生。というニュースは記憶に新しい。指摘した小学生とともに研究者が研究しニホンオオカミだと判明したということも。DNA鑑定とかして、分かったんだろうなぁと考えていたが。とんでもなかった! 日菜子さんの探求心のすごさ。解明しようという気持ちと行動力。そしてそれを支えるお家の方。あっさり判明なんてものじゃなかった。あきらめずに資料をさがし思考し、また資料をさがす。 「不思議だな」「知りたい」をかなえられる大人たちも 素晴らしい。 2025/06/21

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

5
6年生ブックトーク授業2025/07/09

3
100年以上前に絶滅したニホンオオカミの剥製はこの世界に5体しかなかった。ある時、小学4年生の日菜子さんは博物館の見学イベントに参加し、偶然倉庫でM831というノライヌの剥製個体を見つける。ニホンオオカミなのでは?と疑問を持った日菜子さんは、研究に研究を重ね真実を突き止める。物語は検証から調査、査読付き論文の発表まで進みノンフィクションならでは面白さがあるのだが、同時に好奇心と興味の持ち方。物事を疑う能力、そして根気強く証拠や論を重ねていき、真実を導くプロセスが明確で非常に勉強になる。2025/09/19

弥都

3
博物館の見学イベントに訪れた当時小学4年生の著者が偶然見つけたイヌ科の剥製の正体を解明する実話の物語。この少女の探求心と粘り強さが凄すぎる。職業柄、調べものを承ることが稀にあるがここまでの熱量と段階を踏んだ確実な方法でのレファレンスは出来ないので、恥ずかしく思ってしまった。大人顔負け、プロ、専門家と呼ぶに相応しい人物である。発表した論文やニホンオオカミという絶滅種にも興味が湧いてきたので今後の動向に期待したい。本当にまだ生きていたら本当に凄いことだよな。調べ学習の参考にもなる良書であった。2025/09/11

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