出版社内容情報
こどもは大人の時間感覚でまったく動いてくれない。「保育園に遅刻しちゃうよ」と言っても朝食をだらだら食べているし、「電車が行っちゃうよ」と言ってもダンゴ虫を転がし続けている。公園やおもちゃ売場に行くと、そこらじゅうで親が「早くお昼ごはんを食べに行こう」「もう5時だよ。いいかげんに帰ろう」と、動かないこどもたちに説得を重ねて失敗している。不思議生物・こどもは、なぜこんなにも時間にルーズ(?)なのか。彼らはどんな時間を生きているのか? (こどもの視点ラボ・レポートNо.4より)
実は、小さなこどもは起こった出来事の多さで時間の長さを感じている。4歳のすいちゃんの1日にぴったり密着し、起こった出来事を定点観測した1冊。こどもの忙しくも豊かな時間をこの絵本で感じてみよう。
こどもの当事者視点を真面目かつ楽しく研究している「こども視点ラボ」による目からうろこの時間絵本。
内容説明
時計をまだ知らないこどもは、どんな時間を過ごしてる?どれくらい動いてる?ある日の行動を定点観測してみたよ。あそんで笑って歌って踊って怒って泣いてまたあそんで。ほら、すいちゃん(4歳)の1日はとっても長くていそがしい!
著者等紹介
てんてん[テンテン]
日本大学芸術学部写真学科卒業。株式会社アマナを経て2013年独立。透明感のある世界観と、被写体の内面を捉える眼差しに定評があり、広告写真と雑誌を中心に活躍。2021年に写真集「GREEN GREEN」を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。