出版社内容情報
向きを変えて読む(さかさまにして読む)と、まったく違う物語と価値観が展開される、驚きの絵本! 対立しあう「火の星」と「水の星」。それぞれの言い分には、理由と正義があるのだが……。ルーペで拡大しても、新しい発見がある、超精緻な反転絵本。
内容説明
造本装幀コンクール入賞の画期的絵本の改訂新版!!自分の「見方」だけが正しいの?視点を変えると、ちがう真実が見えてくる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
125
書店で気になり、読みました。TERUKO、初読です。 子供には解釈が難しい、大人向き絵本です。 「火の星」と「水の星」とは、永遠に相いれないんでしょうね。 https://hon.gakken.jp/book/10205986002024/08/15
まる子
26
絵本なので子ども向きかと思ったら、理解するには小学校高学年以上。中学生や高校生なら内容や本の作りも理解できる。「火の星」「水の星」それぞれの考えや物事の捉え方が違うけれど、この本を逆さまにして相手の立場を知った(読んだ)ら…。100%の正解にたどりつかなくても(逆にそれは難しいだろう)、理解し合えるのではないかな。絵も逆さまに見ると違って見えた。今回は他の人と向かい合って読んで面白かった!改訂版なので、以前よりもイラストが可愛くなっている事も教えてもらった✨カバー裏にも情報があるので、装備は考えなければ!2024/08/22
ganesha
6
寄り添うように存在しているふたつの星の、それぞれの信仰、失敗、その先は。上からと下からとじっくり読める素敵な物語。かくされたひみつを見つけるのにむきになりつつ読了。他の作品も読んでみたい。「正解」はなくても「方法」はある!2024/10/30
jenny
4
1038冊 面白いと聞いて。上下2倍楽しめるやつ。思ったより話が壮大、絵も細かい。小3がじっくり読み耽っていた。#4歳 #8歳 #10歳 #読書 #絵本 #児童書2025/04/30
moco
3
【小1】娘の感想「こわい、だってさかさまにしてもよめるから」2025/01/18