出版社内容情報
おはよう! おどろう! うたおう! つちたち。太陽と土と水と風と、そこに生きるみみずや恐竜などの生きものたちの姿を溢れんばかりのエネルギーでミロコマチコが弾けるように描く。普段あまり脚光を浴びない土たちを主役にした、大地の息吹を感じる絵本。
内容説明
おはよう、つちたち。おどろう、つちたち。
著者等紹介
ミロコマチコ[ミロコマチコ]
1981年大阪府生まれ。画家・絵本作家。『オオカミがとぶひ』(イースト・プレス)で第18回日本絵本賞大賞を受賞。『てつぞうはね』(ブロンズ新社)で第45回講談社出版文化賞絵本賞、『ぼくのふとんはうみでできている』(あかね書房)で第63回小学館児童出版文化賞をそれぞれ受賞。ブラティスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレ(BIB)で、『オレときいろ』(WAVE出版)が金のりんご賞、『けもののにおいがしてきたぞ』(岩崎書店)で金牌を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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イケメンつんちゃ
26
みえないりゅう 土曜日の朝は早く 火炎瓶が投げられたらしい 賽は投げられた コロコロサイコロ いつもお世話になっております ミロコマチコ先生の作品 相変わらずの筆圧 大胆過ぎる威圧感 土たちは踊り躍動する 図書館の棚からぼたもち 新刊なのに平場の棚に棚上げ マンモスラッピー 音はミリミリパリパリ 山地の春巻き 新しい本のにおいとお金は堪らない 小さなミロコマチコ美術館 調べてみたら 2015年のマリリン リニューアル版みたい 巳年姉さんは気づいてくれるかな 日本舞踊習いたい 宝田さんも若かった 神戸新聞杯2024/10/19
noko
4
やっぱりミロコマチコさんの絵は、力強いタッチの絵だな。土がつぶつぶの米粒のような感じで表現されていて、そして顔がついている。擬人化された土の絵本。まるで人が沢山いるみたいで、群衆のよう。にゅるにゅるは、たぶんミミズなのだろうな。恐竜は、赤、緑、紫の体をしていて、目玉は全員赤で、印象が強い。恐竜が走る、「ずだだん ずだんだん」という音の表現も疾走感がある。ミロコマチコさんや長新太さんは、勢いのある絵が魅力だ。2024/11/17
ムーミンまま
4
迫力がある絵!土の気持ちに寄り添って冒険してる気分?!2024/08/29
awai
3
力づよい アート 自由 広がる想像2025/01/28
waraby
3
つぶつぶの土たちに、顔が描かれている。太陽の「おはよう」から、いろいろな場面が描かれる。ねっこのまわり、にゅるにゅる(!?)がやってきて……だんだんと驚くような筋書きに翻弄される土たち。おお、そうきたか! 時代や時間や季節は変われど、エネルギーに満ち満ちた土たちでした。Gakken 2024.3 ミロコマチコ作・絵2024/10/05