出版社内容情報
新一万円札の肖像になる渋沢栄一と、子どもたちのやりとりの中から、「お金とのつきあい方」がわかる、新感覚の小説。渋沢栄一が残した「夢十訓」の謎を解きながら、単なる知識ではない、「お金と人生」の指南書。小学高学年~中学生、一般成人にも。
内容説明
一生の財産になる「お金」の考え方。
目次
1章 「お金」って何?―お金と信用
2章 お金について「考える」―地球人の考え方
3章 お金を「貯める」―節約と貯金と銀行
4章 お金を「計画する」―夢ノートと未来年表
5章 お金を「集める」―株式と税金と思いやり
6章 お金を「稼ぐ」―仕事と商売
7章 お金を「働かせる」―投資
8章 お金を「循環させる」―景気と金利
9章 お金と「幸せ」―地球の未来と人の生き方
著者等紹介
佐々木裕平[ササキユウヘイ]
金融教育研究所代表。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。「すべての人に 金融リテラシーを」がモットー。「中立公正な立場」での情報発信を心がける。書籍・講演などを通して、金融教育の普及啓蒙活動に尽力。行動経済学と金融経済学を背景に、こどもから大人まで楽しく学べる金融教育を発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
飲も飲も
3
宇宙人パルミンと渋沢栄一が現代の地球の中学生とお金、経済の仕組みについて学ぶ。勉強になった。2023/11/01
源次/びめいだー
1
ティーンズ向けの経済解説本。特に渋沢栄一の「夢七訓」が良かったです。2024/11/05
りり
1
わかりやすかった。「合成の誤謬」「時間選好率の歪み」など、なるほど!と考えされられました。2024/03/19
のんたろう
1
小学生3人がある日、宇宙人と過去からやってきた渋沢栄一に出会い、「お金」について学んでいくという物語仕立てのお金読本。生きていくうえでお金はこんなにも大事だが、学校では特にくわしく習わないし、少し前までお金の話をするは卑しいとさえ思われていた。そもそもお金とは?経済とは?といったところから、渋沢栄一の夢七訓にからめて、投資についてまで考えていく。物語仕立てでわかりやすく書かれているので、高学年くらいから読めそう。金融リテラシーの低いわたしも勉強になりました。2023/11/14
ゆうぴょん
1
小6娘にと思いましたが、大人のほうがおもしろかったです。宇宙人が渋沢栄一と地球(しかも日本)のお金の使い方を中学生たちと学ぶ。普通のサラリーマン家庭、大企業の御曹司、ラーメン屋の娘である主人公たち3人はお金の使い方や、経済の仕組みとはということを学んでいく。2023/10/15