出版社内容情報
二つの似ている食べ物。よーく比べて見てみると…。同じように見えるものでも、よく見比べると必ず違いが見つかる。正解は一つではありません。じっくりと観察して、自分なりの違いを見つける、考える力を育む絵本。
内容説明
このえほんにはよくにているたべものがふたつならんでいます。よーくみて、くらべてみましょう。どこがどうちがうか、よーくかんがえてこたえてみましょう。“観察力”や“考える力”を育む、「違いを発見する」絵本。
著者等紹介
ちかつたけお[チカツタケオ]
イラストレーター、画家、デザイナー。「チカツタケオ」名では写実的なタッチで国内外の装画や挿絵を手がける。写実的でない絵での絵本『ぬにゅ~ぽんぽん』(KADOKAWA)で絵本デビュー。東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)会員。2007年玄光社ザ・チョイス年度賞優秀賞、2009年第8回TIS公募金賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
93
さてさて、間違い探しを全てを言い当てられるかな。そして、それがなぜかということまで考えるとなかなか深い学びや会話が出来る絵本。そして、何よりその絵の写実性、つまり本物にそっくりなところに驚く絵本。家族で楽しませて頂きました。2022/05/23
とよぽん
66
表紙が誘ってくる。何が違う? すぐわかるものもあったが、どこが違うのかわからないものも。エビフライとたいやきが難しかった。観察力、集中力が問われる。学童保育でやってみたら受けること間違いない。2022/04/24
yomineko@ヴィタリにゃん
51
どこが違うかな?食べ物の絵がリアルで、特にたい焼きが凄くおいしそうだった~2024/11/26
よこたん
47
“なにが ちがう? どこが ちがう?” 『くらべるえほん たべもの』あ、おかべさんの新作だ、わ〜いと勘違いして借りてしまった。ウッカリ加減に恥じ入りながらも、ジワジワ楽しい。こんなのまるわかりやん!となめてかかれば、頁をめくるごとに、だんだん細かいところで違いを主張してくる。負けたくない! 写真と見紛うばかりの緻密な絵に、ため息。しかも美味しそう。たい焼きと海老の揚げ物は少し悩んだくらい(笑) 最終的に「クリームソーダが飲みたいね」となってしまう方が多いとと予想される。これ、シリーズがあるなら読みたいな。2022/04/20
れっつ
43
これは驚いた!まず絵が凄い!詳細でリアルな立体感のある絵は写真と見まごうほど。そして何が、どこが違うのか、その内容がどんどん変わっていくワクワク感で、最後まで面白く、大満足の読後感。甘いものが大好きな"彼ら"の登場も可愛らしい。見て、パッとは分からないものを、隅々まで丁寧に見ながらじっくり違いを見極める楽しさ!その視点も気が利いていて、そういう違いかぁ!と納得。読み終わると、きっと出てきたどれかをとても食べたくなっている(笑)。子どもたちだけでなく、中高生や大人にも、ぜひこのびっくりを体験してもらいたい!2022/02/25
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