出版社内容情報
おもちゃ屋の地下に、秘密の新種生物をつくる実験室があり、そこに、ネズミとゾウのかけあわせ「バーナバス」もいます。「失敗作」のレッテルを貼られたバーナバスでしたが、何とか仲間たちと地下から脱出することに成功しして…
内容説明
ぼくはバーナバス。はんぶんネズミで、はんぶんゾウ。ここは、ペットショップの地下にある人工ペットのけんきゅうじょ。“しっぱいさく”のバーナバスはつくりなおされるうんめいに…。でも、バーナバスはじゆうをもとめ、できそこないのなかまたちと力をあわせてきけんなぼうけんにのりだします。2020カナダ総督賞・絵本賞受賞!
著者等紹介
原田勝[ハラダマサル]
1957年生まれ、東京外国語大学卒。英語圏の児童書・ヤングアダルト作品の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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starbro
213
2020年カナダ総督賞・絵本賞受賞作ということで読みました。ユニークで個性豊かなキャラクターが楽しい冒険ファンタジー絵本、アニメ化や映画化されそうな雰囲気です。 https://gkp-koushiki.gakken.jp/2021/09/24/42155/2021/11/10
やすらぎ
156
私たちは誰しもが何かしらの使命を持って生まれてくる。命の重さに軽重はない。そんな言葉を耳にすることがある。人間だけの世界ではなく、人間のためだけの世界があったとして、その道理を通せるだろうか。バーナバスはこちらを見ている。表紙を見れば視線が合うだろう。誰かに管理されているかのように閉じ込められて何かを訴えている。その思いがどう響くかは読者の解釈次第である。描かれた世界は近未来の私たちなのかもしれない。自由を奪われないためにはどの道を歩めばいいのだろう。支配する者は既に支配されていることを知らない人は多い。2026/05/27
とよぽん
56
ファン兄弟3人による新刊絵本、日本では先月発行されたばかりだが、もう図書館に入っていた。「しっぱいさく」と烙印を押された人工ペットたち・・・。そうだね、あきらめないでやってみる。絶体絶命のピンチかと思ったら道が開けて、仲間と一緒に自由を勝ち取ったバーナバス、おめでとう。外の世界を教えてくれた先導者のピップ、ありがとう。緑の防護服は人間? 怖い。2021/11/27
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
53
「夜のあいだに」「海とそらのであうばしょ」のファン兄弟の作品。とても楽しみにしていました。今回は三人兄弟の合作。バーナバスは半分ネズミで、半分がゾウの人工ペットだが、失敗作と烙印が押され閉じ込められている。そんな失敗作たちは作り直される運命。自由を求めて大脱走をはかるお話。素敵な絵と違って、とても考えさせられるストーリー。バーナバス達は遺伝子操作された生き物なのだろうか。こんな秘密の研究所がどこかにありそうな気がしてくる。ダウン症の診断のための羊水検査など、命の在り方について色々と考えさせられた。2021/09/16
yumiha
51
それにしてもなんちゅうペットショップだろう。なんちゅう研究所なのだろう。そんな研究も商売も好きになれない。失敗作だなんて、言われたくないわ。パーフェクトって、そんな研究をしている人や商売をしている人に、どこがやねん!と突き付けてやりたい。誰もが失敗ちゅうか、不充分な部分を携えて生きているちゅうのが、この世だろうし。バーナバスたちが逃げ出したのは正しい。2022/04/14




