環境ノンフィクション<br> この世界からサイがいなくなってしまう―アフリカでサイを守る人たち

個数:
電子版価格
¥1,540
  • 電書あり

環境ノンフィクション
この世界からサイがいなくなってしまう―アフリカでサイを守る人たち

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月25日 18時48分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 120p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784052053276
  • NDC分類 K489
  • Cコード C8395

出版社内容情報

サイと密猟者、そしてサイを守る人たちの、知られざる戦いがある。密猟でサイが激減するなかでの、「サイの孤児院」や科学技術による「復活プロジェクト」などの取り組みを紹介。南アフリカ共和国での現地取材を行った記者による、迫真のノンフィクション。

内容説明

あと二十年たつと、アフリカからサイがいなくなってしまうかもしれない…。角をねらった密猟によって、サイの数が減っているせいだ。サイを守ろうとする人たちと密猟者の知られざる戦いとは。実際に南アフリカで取材をおこなった著者が書く、迫真のノンフィクション。「第8回子どものための感動ノンフィクション大賞」最優秀作品。

目次

第1章 とてもユニークなサイ
第2章 いま、アフリカで起きていること
第3章 科学の力でサイを救え!
第4章 女性レンジャーが出動

著者等紹介

味田村太郎[ミタムラタロウ]
1970年生まれ。NHK記者。慶應義塾大学在学中よりアフリカで支援活動を行う。2014年から、初代ヨハネスブルク支局長として、アフリカ30か国以上で取材。紛争で苦しむ人々や、野生動物をめぐる問題、エボラ出血熱などについて取材を行う。『この世界からサイがいなくなってしまう―アフリカでサイを守る人たち』にて、「第8回子どものための感動ノンフィクション大賞」最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルピナスさん

95
私はサイが大好きだ。密猟者やサイの角に効能を求める人に訴えたい。サイの角はケラチンで作られており、薬として有効であるという科学的根拠など全くありません!角だけもぎ取って金より高い価格で取引するという愚行を終わらせて欲しい。16ヶ月も母親の胎内で過ごすサイの親子の繋がりは深く、生きるために互いが必要。嘗て私が息子と通ったオーストラリアとシンガポールの動物園では、至る所で動物が置かれた環境の問題が説明されていた。密猟と絶滅の危機のメッセージに何度胸を痛めたことか。サバンナの豊かな自然と動物達が守られますように2022/09/07

あたびー

44
読書会「K社のとなり」課題本。子供にも理解できるように作られている本なので、大変分かりやすかった。サイなどの野生動物が密猟者の餌食になり絶滅しかかっているというのは知っていても、それを何とか食い止めるためにどんな活動がなされているかは知ろうと思わなければ知ることが出来ない。サイの角は犀角と言う高価な漢方薬なので、アフリカの貧困層の人々が僅かな収入を求めて犯罪に命を賭ける。この問題が根本から解決し、サイを守る人々の努力が報われる日が来る事を祈ってやまない。2024/01/16

どら

44
これは良著だ。2022年読書感想文小学生中学年課題図書。子供でも十分読める平易な文章だが、内容的に大人が読むに堪える。むしろ時折こういう本の内容に触れるのは現代の大人の義務のような気がする。正直サイがここまで少なくなっているとは思っていなかった。世界中の五種類のうち二種類は八十頭未満って、しかも多くいるサイも二千頭程度と考えると角取るために殺して良い訳ないだろうと、熱くなってしまう。ましてやガンに効くという迷信と金持ちの飾りが目的って何だよそれ。食べると凄く旨いというなら分かるが!(違)内容もとても濃い。2022/09/08

ぷりん

34
サイは、動物園に行っても、いたかな?いなかったかな?と印象になかった。でも、絶滅の危機にさらされているというのを知って驚きました。しかも、人間のせいで…。自然界のバランスを崩すような密猟は、やめてほしいと思ったし、この行為は、自分たちにやっぱり、返ってきます。サイの親を思う気持ち、子を思う気持ち、糞の話、とても面白かった。サイの命も守られていくこと、いつまでも存在し続けることを願いします。でも、絶滅から救うにしても人工的な受精は、自然界のバランスを崩すことにつながらないのかな…。 2022/09/04

ワッピー

33
愛犀家の読み友さんのおすすめ本。現在、世界では多くの生物種が絶滅に瀕しているが、アフリカのサイも例外ではない。サイの生息地や生態、そして密猟とそれに立ち向かうレンジャーたちの活動を網羅した1冊でサイがわかる本です。犀角の薬効を求める富裕層向けブラックマーケットに関わる密猟者が高価な装備を持っているのに対し、レンジャーたちは貧弱な装備と待遇の中、命を危険にさらして苦しい活動を強いられています。海外に自衛隊を送りたいなら、こういうところに派遣したらいいのにと思いつつ読了。たくさんの人に読んでもらいたい本です。2023/11/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17783690
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。