出版社内容情報
琉球張り子作家、豊永盛人の、某大喜利番組のお題にも使われた脱力系かるたの世界が、魅力そのまま一冊の絵本になりました。力強く描かれたガラス絵と、力の抜ける読み札の絶妙なコンビネーションに、大人も子どももクスリと笑ってしまうこと間違いなし!
内容説明
おもいもよらないよみふだ。おもわずみてしまうえふだ。こんなにきになるカルタ、なかなかないよ。だからカルタのせかいをとびだしてさらにきになるえ本になりました。
著者等紹介
とよながもりと[トヨナガモリト]
豊永盛人。1976年生まれ。沖縄出身。沖縄県立芸術大学を卒業後、張り子の玩具を作り始める。2002年「玩具ロードワークス」を開く。個展を開催したり、物産展等に参加したりしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
38
読み友さんの本。確かにツボ。このかるたなら子どもから大人まで楽しめそう。2020/10/27
anne@灯れ松明の火
30
世の中には、本当にいろんな人がいる。独特な感性、技術を持った作家さんがいる。私が知らなかっただけだが、新たな才能に出会えて、嬉しい! 誰にでも描けそうに見えて、実は誰にも描けない絵。何の脈絡もない読み札。いきなり始まるクイズや呼びかけ。読者をぐいぐい引っ張りこむ力は半端ない。カルタ、絵本を楽しみ、その後にはつくりたくなる。まさに参加型絵本! 他にもかるたがあるようなので、第2弾、第3弾の絵本もお願いしたい。ステイホームには この絵本を。笑う門には福来る。家族団らん、憩いのひと時♪ #NetGalleyJP2020/10/22
ツキノ
17
2020 年11月刊。かるたの絵本化。ゆるい絵は好み。(E33)2021/01/28
りらこ
17
この面白さ。私の生徒たちが、文字通り腹を抱えて笑うだろう、あの子とあの子はきっと笑いすぎて、椅子から転げ落ちて笑うだろうなと想像してしまうほど。 これはカルタとしても、売り出して下さい。 え?教育的?良いんです。このくらいのナンセンスさと、そしてある意味正確な言葉の力を発揮した読み札の数々。 大好きですこういうの。#netgalleyip2020/08/20