出版社内容情報
この世界からさよならする時が近づいていた猫のミィ。思い残すことはあまりないけれど、一つだけ気になるのは子どものころからずっと一緒だったサキちゃんのこと。サキちゃんのために何か一つだけ“ねがいごと”ができるといいと考え始めたミィですが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
198
最後に第四弾、あさのますみは、初読です。本書は、ペットロス絵本、可愛らしく美しいけど哀しい絵本だにゃあ😿 https://erie-sonoda.com/2020/08/23/%E3%81%8A%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84-114/2020/09/18
ぶち
111
読友さんの"猫好き必読"というレビューを拝見して、手に取った絵本です。泣く準備をしてから表紙を開きました。小さいときからずーと一緒に暮らしてきた飼い猫のミィちゃんが、サキちゃんに寄せる優しに、ひたすらな愛に、涙が滲んできてしまいます。自分の最期が近いこと感じたミィちゃんが、願うことはサキちゃんのことばかり。猫が飼い主のことをこんなに想っているなんて、想像もしていませんでした。ミィちゃん、願いは叶いましたよ。曲がった猫じゃらしを見て、ミィちゃんのことを思い出したサキちゃんは、素敵な笑顔をしていましたよ。2020/12/28
馨
95
猫ちゃんは自分の最期の時が近いと、飼い主のために願い事を1つしてくれるのか…とても悲しいけど温かい気持ちになりました。私も仲良しの猫がいるので大切にしたいです。2020/09/01
☆よいこ
80
絵本。猫好きにおすすめ。ねこのミィは歳をとり最後のお別れの時を迎えようとしている。飼い主のサキちゃんの悲しそうな顔を見て、さよならの時にできるたったひとつの[ねがいごと]をサキちゃんの為に使おうと思う。サキちゃんはどうしたら笑顔になってくれるのかな▽猫可愛い2020/11/24
ぶんこ
77
小さい頃からずっと一緒だったミィとサキちゃん。ミィはまもなく旅立つことがわかっていますが、心残りはサキちゃんのこと。たった一つの願い事を考えたミィは、サキちゃんが笑顔でいてくれること。読んでいると私も先だった飼い猫を思い出してウルウル。私も猫のしっぽが大好き。この絵も素晴らしくてウルウル。思わず今の飼い猫(もうすぐ18歳)のことを思って、どうか長生きしてと願ってしまいました。2020/12/11