出版社内容情報
仕事、お金、幸せ、AI、多様性、働きがい…。働くうえで考えるべきテーマをマンガと図解で伝えます。これから社会に出る若者たち、仕事に向き合い悩む大人たちが、未来に明るい希望を持てるように。そんな想いが込められた、温かくて前向きになれる一冊。
内容説明
働くことの意味、生活にかかるお金、AI時代の働き方、勉強することの意味、やりたいことの見つけ方、後悔しない生き方…
目次
第1章 仕事ってなんだ?
第2章 どうやって働く?どうやって生きる?
第3章 好きを仕事に?仕事を好きに?
第4章 幸せに働くってどういうこと?
第5章 大人も知らない未来の“働く”
第6章 いまあなたたちに伝えたいこと
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、1973年NHK入局。1994年から「週刊こどもニュース」のお父さん役を11年務め、2005年よりフリージャーナリストとして精力的に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
seacalf
143
池上彰監修のもと、仕事と世の中の仕組みについて漫画とユニークなイラストをふんだんに使って説明。ありがちな堅苦しさを感じさせず、物凄くわかりやすい。それだけでなく、きちんと精神面にも寄り添って作られているのが随所に感じられて好印象。ジョン・D・クランボルツ教授の理論、年収が2倍になってと幸福度はたいして変わらないこと、ジョブズの毎日鏡を見て思う言葉、レジリエンス等々大人が読んでも有益な情報が沢山。活力の素になるヒントを得られる。なにより「ふつう」にしばられない!という考え方が今の自分に勇気を与えてくれた。2021/03/21
ホッパー
79
小学生から高校生向けの本。とても平易でポップに書かれているので、将来にモヤモヤしている学生向けには良いと思う。子供の頃こういう本に出会えていたらなぁ、と感じた優しい本。2021/10/17
どんふぁん
71
2020年8月30日読了。この本、今の私が素直な気持ちで疑問に思ってること。働く目標を失っていて困ってる自分に、解決策を教えてくれることを期待して手に取りました。すると、中高生向けの本だった・・・(笑)でも、今の私みたいな社会人にも十分対応している本だと思います。初心に帰って気持ちが引き締まりました。また仕事の心構えに迷った時に読みたいなと思います。そして、今進学を考えている姪っ子にも読んで欲しいと思っています。押しつけにならないことを確認してから、送ろうと思います。2020/08/30
けんとまん1007
67
ユース向けに書かれてはいるが、誰が読んでもいいと思う。いや、もしかすると、いわゆる大人が読むべきかもしれない・・・と思った。ここでいう「働く」を、どう捉えるかで読み取り方が随分違う。賃金労働として考えるのか、それとも「働きかける」という視点で考えるのか。中にもあったが、3人のレンガ積みの話がそう。あとは、一つのものを眼にした時に、どこまで想像を広げられるか。自分の視点・立ち位置を変えて考えられるか。いくつものヒントがある。2025/02/22
shiho♪
60
高図書に入荷した本。これは小高~中学生の必読書ですね。職業を知ることで社会を知り、働き方を考えることで人生を考える。 職場が小学校なので、先生にどうして教員になったのか聞くと面白い。親が教員だったから、とか、実は勉強が嫌いだったけどなぜか教員になったとか(笑)。かく言う私(司書)も、実は読書嫌いだったし、周りの司書さんは文学部出身の方が多い中、私は社会学部だったし…。先生からは珍しがられ、人生何が起こるか分からないものですね、で締めくくってます。 今の私にはとてもやりがいのある仕事。まさに天職です😆2021/04/02