出版社内容情報
くまの男の子ピノピノと森の動物たちの物語。行方不明だったくまが見つかったり森が火事になったり…はらはらドキドキの短いお話が5話も楽しめます。幼年童話として読み聞かせから自分よみへ、絵本から読み物への橋渡しをするくふうもいっぱい。入学準備に。
内容説明
冬ごもりをしないですごせるようにちえをしぼったり、はちみつがほしくてがんばったり、はじめて火のことをしったり…。みじかいおはなしが5話もたのしめます。まめちしきやクイズ、テーマソングのおまけつき。絵本からよみものへ、よみきかせからじぶんよみへのステップアップにおすすめです。よんであげるなら4さいから。じぶんでよむなら5、6さいから。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
spatz
13
かわいいクマが主人公の本。 やさしくやわらかい語り口で、クマの心をえがきだす。 小さなお話がいくつもつまっている。そして、それぞれのお話の最後に、ちょっとした、真理、みたいなことが挟まれるている。 クマは冬眠をするんだよ、とかそういうことが。これから冬が近づいてくるとクマたちはたくさん食べて、眠るんだ。 あたたかく、楽しい本。絵も可愛らしい。#NetGalleyJP2020/12/08
遠い日
9
くんちゃんやウーフにも引けを取らないくまの男の子ピノピノ。元気いっぱい、なんでも自分でやってみる。時には失敗し、時には怖い思いをしても、それがみんなピノピノの力になっていく。5章からなるお話はどれもきちんとしたエピソードがあり、2章の「かなしそうなくま」は、ちょっとどっきりするような内容が一転、奇跡が印象的。ひとり読みへの移行にも適した、子どもへの問いかけや内容確認のページもあって、本を読むことをサポートする構成も他ではない取り組みだと思います。#NetGalleyJP2021/01/09
Eri
2
娘小3図書館。 ピノピノ、可愛い。 やろうと思ったことが失敗してしまったりもするけれど、それを支えるおとうさんとおかあさんの愛情の深いことと言ったら!! 『いけで ゆらゆら』のお話が好きです。2021/04/28