出版社内容情報
朝読人気ナンバー1! 累計220万部突破の超人気シリーズの最新刊! どの巻、どの作品からでも読める。5分で読めて、いつまでも残る不思議な読後感。恐怖、笑い、感動、ミステリーなど、全30編以上を収めた、究極のドンデン返し短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
68
ドライな感触の正編とちがって、元から日本語で書かれた新作の方は、一言で言えばウエット。心の隅々の動きまでを細やかに描いた短編は、ミストを浴びたような空気感を感じる。冒頭の「愛の言葉」は、何と太平洋戦争に関わる話で、しみじみとさせる。こういう話が収録されているのは意外だがすばらしい。落語的だが、それでいて現代的な作品も多く、今のお笑いにも通じそうだ。それにしても、どの作品もひねってます。結末を予想できないものがほとんどで、ショートショートも進化しているんだと感じます。2020/02/06
アズマ
37
このシリーズのこれまでのと比べるとあまり好きではなかったです。いつもよりブラックな話が少なくていい話が多い気がしました。2019/11/03
そら
13
題名からして泣ける話ばかりなのかと思いきや、やっぱり後味の悪い話もありましたが。泣ける話も多く、今まで読んだ5分後~の中では結構上位になるくらい好きです(∩´∀`∩)。こういうのもっと読みたい。2021/12/28
toshi
12
以前読んだ「5分後に恋の結末」には著者が二人いた。比較的面白い話と月並みな話が有ったので、どっちかが面白い話を書いて、もう一人が月並みな話を書いていると思ったけれど、この本は作品ごとに作者名が入っているので謎が解けた。この本に収録されている作品の作者は多数いるけれど、やっぱり面白い話とそれほどでもない話が混在してる。その中であまり面白くないと思った話は、全部じゃないけど大抵は橘つばさ作だった。どうも橘つばさと言う人と私の相性はあまりよくないようで。ただ「事故物件」だけは悪くなかったけど。(→続く) 2019/08/12
アルカリオン
9
アンソロジーの短編集▼林坂健生・作「運命の時」の読後感が良い。オチは早めにわかったが、問題なし。▼UK・作「101回目の桃太郎」は、なかなか斬新でよかったが、結末が蛇足的でもったいない。最後の4ページ弱を省いた方が、締まりが出て完成度が高くなる。2020/12/01
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