１０歳までに読みたい名作ミステリー 怪盗アルセーヌ・ルパン―王妃の首かざり

ルブラン，モーリス【原作】/二階堂 黎人【編著】/清瀬 のどか【絵】

Ｇａｋｋｅｎ（2016/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 170p／高さ 21cm
• 商品コード 9784052045325
• NDC分類 K953
• Cコード C8397

出版社内容情報

怪盗でありヒーロー！天才ルパンの冒険と活躍にドキドキのシリーズ。『王妃の首かざり』『古いかべかけのひみつ』全２話収録。怪盗でありヒーロー！天才ルパンの冒険と活躍、トリックにドキドキのシリーズ。ルパンの少年時代が、明かされる！？『王妃の首かざり』『古いかべかけのひみつ』全２話収録。オールカラーイラストで、夢中で読めるミステリー！

モーリス・ルブラン［モーリス ルブラン］

二階堂黎人［ニカイドウレイト］
１９５９年東京都生まれ。９０年、第１回鮎川哲也賞で『吸血の家』が佳作入選。９２年、『地獄の奇術師』（講談社）でデビュー。名探偵二階堂蘭子を主人公にした『人狼城の恐怖』四部作（講談社）他、著書多数。

清瀬のどか［キヨセノドカ］
漫画家・イラストレーター。『鋼鉄のレギオスＭＩＳＳＩＮＧ　ＭＡＩＬ』『ファイナルファンタジーＸＩ　ＬＡＮＤＳ　ＥＮＤ』（以上ＫＡＤＯＫＡＷＡ）、『学研まんがＮＥＷ日本の歴史０４』（学研）等作品多数。

内容説明

「王妃の首かざり」―だれも入れないはずの部屋から、フランス王妃の首かざりが消えた。ぬすまれたのか、それとも王妃ののろいか！？ルパンの少年時代も、明かされる―。「古いかべかけのひみつ」―スパルミエント大佐の元に、ルパンから「かべかけをぬすむ」と予告状がとどく。ガニマール警部が事件を解きあかそうとするが、まさかルパンが殺人を！？

著者等紹介

ルブラン，モーリス［ルブラン，モーリス］
１８６４年、フランスのルーアンに生まれた、推理、冒険小説家

二階堂黎人［ニカイドウレイト］
１９５９年東京都生まれ。９０年、第１回鮎川哲也賞で『吸血の家』が佳作入選。９２年、『地獄の奇術師』（講談社）でデビュー

清瀬のどか［キヨセノドカ］
漫画家・イラストレーター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[nana＆qoo]

10歳までに読みたい名作シリーズ。謎解きもトリックも、豊富なイラストで分かりやすいです。ルパンの魅力が伝わる作品。時代の古さはどうしても感じますが、予告状や変装といった、後の作品に多くの模倣（怪盗キッドとか）を産んだ古典的名作だと思います。イケメンの怪盗紳士。子どもにはそのスーパーヒーローっぷりがたまらないのか、小学生の娘は同シリーズのハイジやセーラよりも気に入って読んでいます。

2017/07/03

[さき]

小1息子ひとりよみ。王妃の首飾り事件は面白いからぜひ読んでと言われました。 児童向けにかかれたものですが、大人の私も面白かった。

2019/01/27

[biba]

面白くて、あっという間に読んでしまった様子。この頃、このシリーズのおかげで、読むスピードが早くなってきたみたいです。

2018/08/26

[きさらぎ]

10歳までに読みたい名作シリーズ。大金持ちから盗み弱い人を助ける怪盗紳士ルパンの誕生秘話です。ただ盗むだけでなく弱者を幸せにするルパンはこういう生い立ちから生まれたのだと初めて知りました。「王妃の首かざり」と「古いかべかけのひみつ」の2話が収められていますが、どちらも見事な変装と鮮やかなトリックです。このシリーズ、お気楽に楽しめますよ。

2016/12/03

[とりじまカラス]

この巻ではルパンの変装名人ぶりが特に活かされていました。 この人物がルパンだったのかと、毎回驚かされます。 それだけにネタバレを事前に知るのはもったいないので、冒頭についてくる解説ページは読み終わってから目を通すことをオススメします。

2019/05/28