出版社内容情報
動物園水族館でくらす国内最高齢動物たちの生い立ちや現在の姿を飼育係さんの語りで紹介します。動物にも人生があるんです!『動物のおじいさん、動物のおばあさん』第2弾。動物園・水族館で飼育されている国内最高齢動物の生い立ちや現在の姿を、飼育係さんの語りで紹介します。今回紹介するのはライオン、イルカ、キリン、チンパンジー、ウォンバット、ラッコ、アザラシの7頭です
高岡昌江[タカオカマサエ]
内容説明
これから紹介する七頭のおとしよりは現在、日本の動物園・水族館で最高齢やそれにならぶ、みなさんです。おとしよりたちはどこで生まれ、どんな日々を歩んできたのでしょう。人間に人生があるように、動物にも人生があります。動物園・水族館の飼育係さんが語る、国内の最高齢動物たちの歩んできた人生、そして現在。
目次
イルカのおばあさん―ナナさん
キリンのおじいさん―リンタさん
ラッコのおばあさん―ラスカさん
ウォンバットのおじいさん―ワインさん
チンパンジーのおじいさん―ジョニーさん
アザラシのおばあさん―トラさん
ライオンのおじいさん―レオさん
著者等紹介
高岡昌江[タカオカマサエ]
1966年7月18日、愛媛県生まれ。フリーの編集者・ライター
篠崎三朗[シノザキミツオ]
1937年7月24日、福島県生まれ。教科書のアートディレクションや、絵本・児童書の挿絵を多数手がける。現代童画会ニコン賞、高橋五山絵画賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
65
日本の動物園にはご高齢の動物たちが意外と多いんだね。意外でもないのかな。ラッコの飼育数の少なさに驚いた。2017/01/20
くるみ
3
動物たちの生き様、それを支える飼育員さんのインタビュー記録から多くのことを学び、ちょっと感動。個々の性格を受けとめ、尊重している飼育員さんたち、素敵です。 小学生には、動物の本というだけでなく、飼育員さんという仕事、生きるということなどにつなげて紹介したいと思います。 前作も読んでみたいです。2017/11/01
ムーミンママ
2
動物園や水族館が日本に定着して、長い年月が経ったんだなぁと感じた。 動物が喋れないから、飼育員さんのインタビューを基に本を構成しているのは理解できるが、それでも作者自身にも、もう少し動物そのものとの触れ合いや観察があってもいいのでは、と思った。動物より人(飼育員)に焦点をあてた本だと思った。2016/11/06
ビシャカナ
0
この本に載るおじいさん、おばあさんの動物たちは、ただの飼育された動物ではない、飼育員よりも誰よりも動物園を知っているようで、動物園の中心にいるようで一目も二目もおかれる。動物園という自然とは異なる環境だからこその深淵を覗くよう。2019/03/09