出版社内容情報
劉備、曹操、孫権などの群雄が覇を競う、中国歴史ロマンの決定版『三国志』。はじめて歴史物語にふれる読者に向けて魅力はそのままに、登場人物やできごとを厳選してわかりやすく読みやすいまんがにした。現代風の絵柄で、男女問わず三国志の世界に夢中に。
内容説明
諸葛亮の「天下三分の計」の実現のため益州(蜀)の奪取にとりかかった劉備。天下は蜀・魏・呉の三国時代を迎える。しかし、戦場を駆けた英雄たちは世を去っていく。曹操、そして劉備は―。
目次
プロローグ
1 周瑜の死
2 鳳雛、現る
3 益州制圧
4 天下三分の計、実現
著者等紹介
渡邉義浩[ワタナベヨシヒロ]
早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
53
208年赤壁の戦いで勝利した孫権・劉備連合軍だったが、その後は荊州を巡り、対立するようになる。甘夫人の死去に伴い、計略で呉候の妹との婚礼を図る。孫権は劉備を討とうとするも諸葛亮はこれを見破り、孫夫人と共に劉備は荊州へ戻る。軍師に新たに龐統が就き、益州を侵略中に命を落とすが、劉備は成都を制圧した。215年曹夫人が献帝の皇后となり、曹操は漢中を制定し、216年曹操は魏王となる。218年漢中を奪い取った劉備は219年漢中王に即位した。この後呉は孫権が王となり、諸葛亮のいう天下三分の計が現実となる。2021/01/30
やま
5
英雄たちの活躍によって、天下三分の計がなされる。諸葛孔明、賢すぎます。2019/07/18
Eri
4
娘小4図書館。 ようやくこの4巻で三国となった。コンパクトにまとめてあるのが良いところだけど、もっと詳しく知りたくなってくるなあ。 昔読んだ本の影響で、わたしは呉派、と言うか周瑜派なのですが、周瑜も鳳雛(龐統)も早くに死んでしまって……長生きしていたら歴史が変わっていたかもしれない人物なので、惜しい!2022/05/18
ビシャカナ
1
荊州・益州侵攻からの蜀の建国、劉備の漢中王即位、ついに三国鼎立の時代。しかし演義世界だと孫夫人との婚姻で揉めに揉め、周瑜が孔明の噛ませ犬で、曹操もひたすら悪辣で、いよいよ蜀上げ他下げが露骨になってきた。パッとしない風体で切れ者の龐統や、五虎将軍の活躍など野望や合戦などで、いかにも三国志らしくもなってきた。2024/09/22
はる
1
周瑜、龐統などこれからなのに死なんですよね2023/06/19
-
- 和書
- 源氏物語の論理