出版社内容情報
迫害を逃れ、隠れ家での生活を日記に残した、アンネ・フランクの一生を描くオールカラーの学習まんが。巻末には詳しい資料つき。
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの迫害から逃れ、隠れ家での生活をつづった『アンネの日記』の作者、アンネ・フランクの一生を描く、オールカラーの学習まんが。巻末に、アンネが生きた時代の背景や詳しい資料を掲載。より深く理解できるようになっている。
内容説明
ユダヤ人迫害の中、少女がつづった、ありのままの希望。
目次
プロローグ 戦争が終わって
1 明るく元気な女の子
2 オランダでの生活
3 赤いチェックの日記帳
4 かくれ家での生活
5 アンネの恋、そして…
6 強制収容所へ
エピローグ 永遠に生き続ける
まんがの内容がもっとよくわかる―アンネ・フランクとホロコースト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かいゆう
29
【児童書】娘用に借りてきた本。漫画で絵がキラキラし過ぎているような気もするけれど、この頃のドイツの情勢や、ユダヤ人への差別、迫害に至った経緯、収容所の様子など、まず全体像を知るにはいい本だと思いました。日記の書き始めは、誰かに対する不満ばかりだったのが、自分を客観的に見られるようになり、自分の考えをしっかりと述べるようになって、強くなったな、成長したなと感じました。2015/09/24
はむちゃん
10
どこの国の人も同じように関わりあえるのも、へいわっていう事なんだろうと思いました。そしてもう戦争はおきてほしくないと思います。2015/09/21
kaorin
8
娘が3回は再読してる伝記マンガ。 アンネが可哀想で、今まで避けてきたけど、マンガだし辛い描写も少ないかな?と思って、私も読んでみたけど、やっぱり涙なしでは読み進めることができなかった。 思春期のアンネと母親が隠れ家で衝突が多くなる描写が、コロナ禍で自粛が多い今の状況に似ているところもあるなと感じた。 過酷な戦時中に、日記を書くことで自分を客観的にとらえて、欠点とも向き合えたアンネの強さに胸を打たれた。最後まで希望を持ってたアンネが、後もう少し生き延びてくれていたら…。2020/12/27
海
1
ミープさん(1909〜2010)の言葉(隠れ家の生活を支えた人)「一人ひとりの人間を、一人ひとりとして見てください。その人が何を言いたい、どう行動したいかに基づいて考えてみてください。噂や偏った見方に左右されずに」←過酷な状況を生き抜いた人の人間性。アンネはうちの祖母と同時代に生まれた。意外と勝ち気。世界情勢とアンネの関わりが知れた。収容所、極寒でもシラミが服に付いて痒いので着られなかった。隠れ家はアンネの父以外戻ってこなかった。日記を書くことで初期はしなかった反省をするようになった。内省効果かな。2022/08/11
えみ
1
漫画ということで絵があるのでアンネの生活様子がよく分かってよかったです。子供達はこれを読みアンネの日記を読みたくなったようです。2017/09/16