出版社内容情報
動画中の価格は、2021年6月当時のものです。ご注意ください。
獄中のアルセーヌ・ルパンから、盗みを予告する挑戦状が! 大怪盗がくり出す前代未聞のあざやかな手口とは? 全2作品を収録。
古城に住む男爵の元へ届いた手紙の差出人は、「サンテ刑務所内アルセーヌ・ルパン」! 獄中の大怪盗がくり出す、前代未聞のくトリックとは…? (第1話『怪盗ルパン対悪魔男爵』)ほか、全2作品を収録。さくさく読める世界名作シリーズ第12弾。
【著者紹介】
千葉経済大学短期大学部こども学科教授。幼稚園、小学校教諭を17年間勤めたのち現職。著書に「10分で読める友だちのお話」「10分で読めるどうぶつ物語」「毎日のちょこっとあそび」(いずれも学研)など多数。
内容説明
ある日、古城に住む男爵のもとへとどいた手紙。それは、アルセーヌ・ルパンからの犯行予告だった―!あわてて名警部に助けを求める男爵だが…。(第1話『怪盗ルパン対悪魔男爵』)ほか、全2作品。世界一の大怪盗がしかける、おどろきのトリックとは―?
著者等紹介
芦辺拓[アシベタク]
1958年大阪市生まれ。同志社大学卒業。読売新聞記者を経て『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞受賞。主に本格ミステリを執筆。ジュヴナイルやアンソロジー編纂も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょうみや
16
このシリーズのルパンを息子と一緒に読んでいる。私自身も子供の頃読んでいたのでその頃を記憶が蘇る。カラーイラストが豊富でとても分かりやすい。今風にアレンジされたルパンがかっこいい。息子にはおしり探偵の怪盗Uやコナンの怪盗キッドなどの元ネタと伝えている。この10歳までに読みたいシリーズにホームズも同様にシリーズ化されているが、ルパンのほうが断然食いつきがいい。頭の中でいつの間に解決して最後に種明かしのホームズと比べ、途中でも起伏のある展開のルパンの方が子供向けなのかもしれない。2022/02/26
absinthe@読み聞かせメーター
13
小2の娘、ひとりよみ。この話、知ってる~。ゼニガタとみネフジコが出てくるの。出てこないって。2019/02/13
じょうき
12
図書館本。子供向けにリライト、再構成されているようだが、テンポ良くあれよあれよと展開していくので、読んでいて楽しい。子供の頃に読んだはずだが、覚えていなかった。古典的なトリックだが、そこも含めて味わい深い。挿絵が今どきで、九歳児も楽しんで読めたとのこと。2025/03/25
あおい
12
刑務所にいるはずのルパンがマラキ城から宝を盗む話とルパン脱獄の話。ガニマール警部との対決も良かった。ルパンかっこいいなぁ。2017/09/23
退院した雨巫女。
12
《私-図書館》ルパンとガニマール警部の対決は、面白い。私は、名探偵より、怪盗に、惹かれるなあ。2015/07/21