出版社内容情報
動画中の価格は、2021年6月当時のものです。ご注意ください。
冒険好きで船医のガリバーの乗った船が大嵐にあい、漂着した「こびとの国」。ガリバーの12分の1くらいに人間にとらえられ…。
大の冒険好きで船医のガリバーが乗った船が、大嵐にあいました。ある島で目覚めたガリバーはびっくり!12分の1くらいの人間が、まわりにぞろぞろ。「こびとの国」での冒険はいかに! オールカラーイラストでさくさく読める世界名作シリーズ、第4弾。
【著者紹介】
千葉経済大学短期大学部こども学科教授。幼稚園、小学校教諭を17年間勤めたのち現職。著書に「10分で読める友だちのお話」「10分で読めるどうぶつ物語」「毎日のちょこっとあそび」(いずれも学研)など多数。
内容説明
船に乗って、旅をすることが大すきなガリバー。ところが大あらしで、船が転ぷく。流れついたところは、なんと、ふしぎな国!予想外のことが次々に起こり、わくわくが止まらない冒険のお話!
著者等紹介
芝田勝茂[シバタカツモ]
石川県羽咋市出身。児童文学者。著書に、『ふるさとは、夏』(福音館文庫、産経児童出版文化賞)、『真実の種、うその種』(小峰書店、日本児童文芸家協会賞)など多数。日本ペンクラブ会員、日本児童文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
26
楽しい冒険物語として楽しい部分しか覚えていなかった話でしたが、ここでは奥さんと子供が半ば怒り、半ば呆れた状態で登場するのがおかしかったです。娘さんからの感想はなし。2020/08/03
けほんこ
23
下の娘が読んだのを拝借 下の娘は このシリーズを気にいったようです 名作がたくさんだから 私もなるべく一緒に読み返そーっと笑 へっ ガリバーって 小人の国以外にも行ってるんですね なんかイメージは小人の国しか なくって笑 この本にはこびとのくにと、 きょじんの国が掲載されていました なんと空の国と、 馬の国があるみたいです 読みたい! 特に空の国笑 知らないことってたくさんありますね そら、うまバージョンこのシリーズであるのでしょうか!?2022/06/04
マツユキ
19
ガリバー旅行記、表紙のシーンのイメージしかないかも。小人の国では戦争の手伝いをさせられ、それをいやがっていたのに、巨人の国では自分から武器の事を教えたりと、人間、自分のことは見えないもんだな。空飛ぶ島と、馬の国の話もいつか読みたい。イラストでは若々しいガリバーですが、妻子がいるのね。物語ナビのコーナーでは、ちゃんと登場。苦労するなあ。2023/05/30
あおい
15
絵本で紹介されているのはたいてい小人の国。この本では小人の国と巨人の国のエピソードが掲載されています。巨大なネズミや虫恐ろしい…。空飛ぶ島、馬の国、死なない人間の住む国など他のお話も読んでみたいです。どんな酷い目にあっても海に出るガリバー、家族は大変だ。2017/08/24
なっしー
9
原作はおよそ300年前に書かれていて、最近読んだ世界の名作選の中では一番古い。小人の国でも、巨人の国でも戦争や戦いの話が話題に上がるところは、当時の世相を反映しているようだ。また、大きい人が小さい人の戦いをよろしくないことと考えている点が共通していて面白い。ガリバーも小人の国では戦争に批判的な話をするのに、巨人の国では武器の話をして逆に巨人の王様に叱られている。子供が読めば冒険の話となるが、原作を読んだらきっと違う話も読み取れると想像がつく。ちなみに、この本はルビあり、挿し絵ありで小学低学年向け。2020/08/08