出版社内容情報
「よかたい、よかたい」といって、立場のちがいを越えて、わかりあおうとした医師、原田正純先生からの未来へのメッセージ。
「公害の原点」と呼ばれる水俣病事件から50年もの間、患者の側に立ち続けた医師、原田正純。世界のあちこちで公害病の人たちを診察し、水俣から社会のひずみを訴え続けた。原発事故後の今、過去を知り、未来に活かすことの大切さを伝える。
【著者紹介】
絵本作家。著作に『じゃぶじゃぶパパ』(偕成社)など。水俣市立水俣病資料館を訪ねたことが契機で水俣病をテーマとする絵本の制作を決意。その後、取材を重ねて、『みなまたの木』(創英社)を刊行。
内容説明
「公害の原点」と呼ばれる水俣病事件から50年もの間、患者の側に立ち続けた医師原田正純。原田先生は世界のあちこちで公害病の人たちを診察し、水俣から社会のひずみを訴え続けました。過去を知り、未来に生かすことの大切さを伝える原田先生からの最後のメッセージ。
目次
第1章 医者になんかなりたくなかった
第2章 見てしまった責任
第3章 人よりもお金が大事なのか?―三つの公害・事件を追って
第4章 患者さんとともに生きる
第5章 世界のあちこちで起こる公害・事件
第6章 これからを生きるための水俣学
第7章 原田先生からのバトン
著者等紹介
三枝三七子[ミエダミナコ]
絵本作家。東京造形大学美術1類中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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