出版社内容情報
江戸時代後期を扱う巻。徳川吉宗による享保の改革、田沼意次の政治から松平定信の寛政の改革、江戸時代の三大飢饉、蘭学・洋学・国学の発達、江戸の発展と化政文化、あいつぐ外国船の来航と蝦夷探検、天保の改革と諸藩の改革などを描く。
【特色】
●「人物を中心としたストーリー」
まんがのストーリーの中心となる人物を軸に、各時代の政治、経済、社会、文化の歴史を通史的に描く。
●「確かな時代考証で歴史を再現」
時代考証学会の全面協力のもと、テレビや映画で時代考証を担当している気鋭の研究者たちの監修によって、歴史ドラマをオールカラーで生き生きと再現している。
●「当時の人々の生き方・考え方を学ぶ」
歴史を現在の価値基準で判断せず、過去の時代の人々が何を考え、どうしてそういった行動をおこしたのかが理解できるようにした。そのために最新の歴史学の研究成果も盛り込んだ内容となっている。
●「豊富な豆知識」
欄外に豆知識を豊富に掲載して、まんがの理解を助ける。
●「受験参考書並みの巻末資料」
巻末には各巻32ページオールカラーの年表や歴史解説のページを設け、時代の流れがさらによく理解できるようにした。さらに学校の勉強や受験に役立つ学習参考書としての役割を持たせ、全巻を合わせれば市販参考書としても充分なボリュームとレベルになる。
監修者
東京学芸大学教授・時代考証学会会長 大石 学
1953年東京都生まれ。専門は日本近世史。NHK大河ドラマ『龍馬伝』『篤姫』『新選組!』など、テレビ・映画の時代劇における時代考証も多く手がける。
目次
1 享保の改革と徳川吉宗(享保の改革はじまる;公事方御定書・目安箱・町火消 ほか)
2 寛政の改革と松平定信(天明のききんと百姓一揆;田沼意次と株仲間 ほか)
3 洋学の発展とシーボルト(フェートン号事件と長崎・出島;シーボルトと鳴滝塾 ほか)
4 化政文化と歌川広重(鶴屋南北の『東海道四谷怪談』;曲亭(滝沢)馬琴と十返舎一九 ほか)
感想・レビュー
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