キッズ文学館
めそめそけいくん、のち、青空

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  • サイズ B5判/ページ数 63p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784052035074
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

けいくんは言いたいことがうまく言えない男の子。でも、誕生日にもらった犬のクマには少しずつ話せるように。そんなある日…

けいくんは言いたいことがうまく言えず涙のほうが先に出てくる男の子。でも、誕生日にもらった犬の世話をするうちに、少しずつ気持ちを外に出せるようになる。ある日、犬との散歩中に、いつもからかわれるクラスの子に会い、犬の悪口を言われたけいくんは…。

【著者紹介】
東京生まれ。慶應義塾大学卒業。日本児童文芸家協会常務理事。「なきむしはるのくん」(PHP研究所・第12回ひろすけ童話賞)、「かげまる」(毎日新聞社・第51回中学年部門課題図書)など著書多数。

内容説明

けいくんは、おもっていることをじょうずにはなせず、すぐにないてしまう男の子。クラスの子から、「めそめそけいくん」とからかわれています。でも、たんじょうびにもらった犬のクマのせわをするうちに、少しずつ気もちを外に出せるようになります。ある日、クマとさんぽしていると、クラスの男の子があらわれて…。読んであげるなら幼稚園~自分で読むなら小学校一~二年生。

著者等紹介

矢部美智代[ヤベミチヨ]
東京生まれ。慶應義塾大学卒業。日本児童文芸家協会常務理事。日本文藝家協会会員。「なきむしのはるのくん」(PHP研究所・第12回ひろすけ童話賞)、「かげまる」(毎日新聞社・第51回読書感想文全国コンクール中学年部門課題図書)など著書多数

長田恵子[オサダケイコ]
東京女子大学卒業。会社勤務ののち、独学で銅版画を学ぶ。絵本、書籍の装画多数、CDジャケットの装丁、挿し絵などでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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遠い日

4
自分の思うことを、人前ではっきり言えないけいくん。ことばを探すうちに焦りが勝って、涙が先に出てくる。そんなけいくんをみんなは「めそめそけいくん」とからかう。夏休みに自分の子犬・クマを飼うことになったけいくん。かわいいクマにならなんでもすらすらことばにできることに気づいてからの内面の葛藤、成長が描かれる。はきはきした転校生の花ちゃんと仲よくなったことにも刺激され、勇気を出して嫌なことは嫌と言える日が来た。自分のコンプレックスを子どもはちゃんと感じ、対処しようとしている。けいくんの自信が成長を促したのだ。2016/12/27

モリエ

0
ええい、めそめそするな!!と、言いたくなりますが、多いんだよね~~~~こういうのが、最近とくに。この話でも女の子の花ちゃんのほうがしゃっきりしている。暴力はダメ出しされる最近の子ども世界で、男子が拳を禁止されたら、何で会話すればいいんだ?という問題でもあるかも。2013/02/02

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