ティーンズ文学館<br> 願かけネコの日

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ティーンズ文学館
願かけネコの日

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784052034282
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

テニスの試合に勝ちたくて願かけに行ったのに、がけから落ちておれはどうやら死んじゃったみたい。でも三途の川まで行くと……。

おれ、山室浩輔。テニスの試合に勝ちたくて願かけに行ったのに、がけから落ちて死んじゃったみたいなんだ。トコトンついてない。でも、三途の川まで来ると、「待った」がかかった。願かけしたんだから、責任取れってさ。でも、どうすりゃいいんだか……。

【著者紹介】
1959年静岡県生まれ。『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店)で第51回産経児童出版文化賞、第20回坪田譲治文学賞を受賞。ほか『一億百万光年先に住むウサギ』(理論社)など多数。ベルリン在住。

内容説明

三つのお願いを、神社で願かけしたコースケ。気がつくと、うすいもやのたちこめる、川岸に立っていた。作務衣を着た、へんなネコが現れて、いった。「あんたは、もう死んでいるのだよ」え、ええーっ。そんな…、うそだろーっ。いろいろダメ男なコースケの、起死回生の物語。

著者等紹介

那須田淳[ナスダジュン]
1959年浜松市生まれ。早稲田大学卒。著作に『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店・産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞)など多数。日本ペンクラブ会員。日本YA作家クラブ会員。ドイツ・ベルリン市在住。青山学院女子短期大学非常勤講師

スカイエマ[スカイエマ]
東京都に生まれる。千葉大学卒。児童書・一般書の装画や挿絵や、新聞、雑誌の挿絵などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

59
結局のところ結果オーライで宗像三女神への願掛けと繋がっていたようで繋がっていなかった気がするけど面白く読めたからまあいいか。テニスの解説が正確なのも良かったし。あと挿絵も効果大。2016/05/29

itica

18
三途の川で足止めされ、6日間のおまけの人生をもらった13歳のコースケの成長物語。テニス仲間や猫(?)に助けられながら、テニスの試合に向けて変わってゆくコースケの姿に清々しさを覚える。自分が変われば周りも変わる。要は自分次第ってことなんだけど、親に言われるよりこの本を読んだほうがすんなり受け入れられるかもね。 2013/06/01

バニラ風味

14
タイトルに惹かれて、手に取ってみました。主人公の男の子は、気づくと三途の川のほとりに立っていた。どうやら、渡し船に置いていかれたらしい。そこで出会った猫と行動を共にしていると、江の島神社の女神のお情けで、また生き返ることになった。ただし、時間の制限付き。江の島神社にお願いしたことにチャレンジすべく、三途の川の猫と共に奮闘するコースケ。生きていること、がんばることの実感を得て、最後の時を迎えたコースケだったが、意外な結末に。願かけネコの新事実と、爽やかな後味が良かったです。2014/08/07

みか

10
エマさんの絵に惹かれて手に取った一冊。児童書コーナーにあったのだけど、中学生くらいが読むと良いのじゃないかな。とはいえ、絵に描いたようなステロタイプのキャラ、ありがちな筋、お約束のラストでは、わかりやすくはあるけど、心に残は残らない。ともあれ、だっちゃんのイラストはものすごく可愛い。表紙も素敵。私的には、ここに一番の価値がある。エマさんの絵がなかったら読まなかったであろう本です。2014/03/15

fukufuku

5
三途の川を渡り損なった中2男子が6日間だけ生きなおすお話。 ありがちな設定ですが、宗像三女神とか脱衣婆とか細かいところできちんとした設定がされている。 ライトな小学生から読めるジュニア向け小説。2018/09/19

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