出版社内容情報
動画中の価格は、2021年6月当時のものです。ご注意ください。
内容説明
リリアーネの秘密―それは動物と話せること。その秘密のために、もう三回も引っ越し、転校をくりかえしています。となりの家に住む学校一の人気者の少年イザヤも、ある秘密をかかえていました…。
著者等紹介
シュテーブナー,タニヤ[シュテーブナー,タニヤ][Stewner,Tanya]
ドイツ、ノルトライン=ヴェストファーレン州生まれ。10歳で物語を書き始める。デュッセルドルフ、ヴッパータール、ロンドンの大学で、文芸翻訳、英語学、文学を学ぶ。翻訳および編集の仕事にたずさわったのち、現在は、児童書、ヤングアダルトを中心に作家として活躍中
中村智子[ナカムラトモコ]
神奈川県生まれ。ドイツ語圏の児童文学を中心に、さまざまな分野の書籍紹介に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱふ
30
まるでドリトル先生のように、動物と話せる少女が主人公です。いろいろな動物とお話をします。こんな少女が動物園で働けるなんて幸せ。心強くサポートしてくれる男の子、意地悪な姉妹、いろんな人物が登場して飽きさせないです。2020/10/11
どら母 学校図書館を考える
13
勤務先の新入荷本 よその学校の子どものお勧め本 なかなか面白い。いじめや仲間はずれの話が半端じゃないくらい。2017/07/27
シロうさぎ
13
動物達と話が出来るゆえに皆から気味悪がられて転校を繰返す少女と、天才的な頭脳を持っているにも拘らずボッチにされるのが嫌でひたすら才能を隠す少年との出会いのお話しです。児童向けとはいえ、ほのぼの系の面白い物語でした。私も動物達と話しができたらいいなぁ。でも我家のウサギさんや文鳥さんからクレームバンバン出そう・・・2015/03/17
absinthe@読み聞かせメーター
12
6歳の娘に読み聞かせ。幼稚園の娘にはやっぱり難しいこともある。でも娘は夢中で聞いている。動物と話が出来ると言うのは小さなアイデアだが、それに頼った話ではなく普通の女の子が話題なのだ。嫌いな話はすぐに飽きる娘が最後まで喜んで聞いていたのだからこれは良い。後何冊あるか知らないが、読み聞かせ本はしばらく困らなそうだ。2016/09/12
もずく
12
勤め先の関係で小学生の女の子が「面白くて好き」と言っていたので読んでみました。素晴らしい児童書というのは、大人でも読むのに充分耐えられるなと普段から思ってます。さくさくっとあっという間に読了。まずイラストが可愛い。動物と話すのもいいけれど、リリアーネが笑うと周りの花が咲くとかイラストを含めて素敵だな、と。そういえば私の小学生時代の愛読児童書は『ふたごの魔法使い』シリーズだったとか思い出して懐かしくなりました。素敵な本に出会えることで読書の喜びに目覚めたり、元気になれる子供が増えますように。2012/08/13
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