内容説明
しあわせにくらしていたドルフィのもとに、ある日、“おじ”と名乗る男がやってきた。ドルフィは自分の“おい”で、ひきとって育てたいと、ドルフィをどこかにつれさってしまう。読みだしたらとまらない、はらはらドキドキの物語。
著者等紹介
ローン,パウル・ヴァン[ローン,パウルヴァン][Loon,Paul van]
オランダで最も人気のある児童文学作家。「オオカミ少年ドルフィ」シリーズで、子どもたちがいちばんのお気に入りの本を選ぶ“子ども審査団賞”という児童文学賞を6回も受賞
西村由美[ニシムラユミ]
東京外国語大学英米語学科卒業。現在、外務省研修所などでオランダ語を教えるほか、オランダ語作品の翻訳に携わる
小倉正巳[オグラマサミ]
1957年千葉県佐原生まれ。日本大学芸術学部卒業後、グラフィックデザイナーを経て、1988年よりフリーイラストレーターとして絵本、児童書、広告などで幅広く活動。子どもからお年寄りまで楽しめる、ポエティックでハートウォーミングな世界を構築している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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知里
2
今回また新たなキャラクターが出てきて、楽しい物語になっています。今のところヴァレンテインはあんまり好きではないけど、ドルフィと仲良くなるんだろうなぁ。2016/04/05
MOMO
0
囚われの身となったドルフィを助けようとするのに、なぜか次々とつかまっていく中、今回はママが大活躍?!そして思いもよらない助っ人が現れます。それと、別シリーズのあの人も、名前だけですがちょビットだけ・・・。子供向けの楽しいお話で、<違う>ということを好意的にとらえる素敵な人たちの物語でもあります。ページ下がパラパラマンガになっていて、1には間違い探し、2には迷路ゲームが載っています。好みや個人差はありますが、小学校低学年から高学年まで、十分に楽しめるかと・・・。2009/09/20