内容説明
お兄ちゃんは学校の帰りに拾ったもののコレクション、お姉ちゃんはきれいな髪飾り。おとなりのおじいさんもすてきな宝物を持っています。ちいちゃんも自分だけの宝物がほしくてなって…。さて、ちいちゃんの宝物は見つかるでしょうか?一番大切なものは、案外身近にあって普段は気にも留めないものかもしれません。大事なことを思い出させてくれる、人気イラストレーター杉浦さやか、初の絵本。
著者等紹介
杉浦さやか[スギウラサヤカ]
1971年生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。在学中よりイラストレーターとして活動をはじめる。現在までに『わたしの日曜日』『スクラップ帖のつくりかた』(KKベストセラーズ)など、多くのイラスト・エッセイの本を発表。『ちいちゃんのたからもの』で絵本にも進出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
38
兄姉の宝物を見て羨ましいちいちゃん。自分の宝物を探そうとするがなかなか見つからない。でも案外近くにあると気づく。なくなて初めて気付く事もあるよね。私も小さい頃、色んなものを集めていたな~と懐かしい気分になった。今でも手元に残っているのは、なかよしの付録のレターセット、柄付きの絆創膏。2024/09/14
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
『絵本といっしょに まっすぐ まっすぐ』 https://bookmeter.com/books/11030688 で紹介されていて未読だった絵本。お兄ちゃんやお姉ちゃんが持っている宝ものが羨ましくて、自分の宝ものを探すちいちゃん。可愛いお部屋でみつけたちいちゃんだけの宝もの。ずっと大切にしたいですね。2021/02/20
リリィ
4
MOEの絵本の書き方特集にて、杉浦さんを知り、読んでみました。おにいちゃんとおねえちゃんは、それぞれ自分の宝物を持っていて、それが羨ましいちいちゃん。隣のおじいさんに「宝物は案外近くにあるもの」と教えて貰い、張り切って自分だけの宝物を探し回りますが…絵もお話も可愛らしいです。自分も子供の頃にお菓子の包み紙や綺麗なビーズ、メモ紙やシールを集めて、たまに眺めていたのを思い出しました。そばにあるのが当たり前で、なくしてみて初めて、物の大切さに気づく事って少なくないです。見つかって良かったね、ちいちゃん。2013/04/16
もか*
4
大事なものって近くにありすぎて見えなくなっちゃう時がある。なんだかそれを改めて気づかされた気がする。細かいところまで描かれていてすごいなと思った。2012/08/29
刹那
3
たからもの。あるよね。2018/10/31