内容説明
ありんこたんけんたいのチョロコロトロが山道を歩いていると、大きな大きなリンゴを発見。「よし、今日はこのりんごを探検する！」「さんせい！」お腹がすいていた３人は、りんごを掘っては食べながら、どんどん先へ進みます。その先で３人を待っていたものは…？りんごの中に思いもよらない世界が広がり、スリル満点、ワクワクドキドキの冒険が楽しめる、気鋭の作家ナカバンの絵本。
著者等紹介
ナカバン［ナカバン］
１９７４年広島生まれ。画家、絵本作家。絵本を中心に、デザインやアニメーションなど幅広く活動（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
詩 音像（utaotozo）
19
トリオの「ありんこたんけんたい」が、りんごの中を食べながら進んで行く冒険譚。進むにつれて、中の世界は無限に広がってゆく。読んでいると「りんごの口」になる本。特に「きんいろのリンゴジュースのうみ」のくだりは、喉が乾いてきて一気に飲み干したくなる。アップルパイも美味しそう！ナカバン初心者で4冊目だけど、読む本ごとにテクニックが異なり、今回は初めて版画。この三匹の話、他にないのかな？シリーズ化してほしい。2021/01/13
ふじみどり
16
版画の絵がかわいいです。カラフルな`りんごのくに`にみもちゃんも興奮していました。ありんこたんけんたい、ほかの場所もたんけんしているのかなと思い検索しましたが一冊だけのようです。シリーズ化希望。2013/11/13
ガミ
13
三匹（三人）のアリのチョコ、コロ、トロの冒険の話です。りんごの中は不思議がいっぱい！想像力をかきたてられ、特にジュースの海には美味しさとその世界の広さを感じ、目で見て大変楽しめました。リンゴ一個の中に夢がいっぱい詰まった作品でした。種のことを考えるとかなり小さいアリなんだろうなと予想しています。2016/03/22
いろ
12
ありんこ探検隊３匹が落ちている大きなりんごの中を探検！というお話。食べながら掘り進むと，いつの間にか異空間…ちょっぴり不思議でほんわかな冒険を楽しめた。迷路などもあり，９歳男児も楽しそう。母(私)は透明感と懐かしさ漂う版画絵が好み。2017/09/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
ありんこたんけんたいのチョロコロトロ。隊長がチョロ（ハットを被ってます）、隊員のコロ（キャップを被ってメガネをかけてます）とトロ（丸い帽子をかぶってます）。山道を登っていると、見た事もない大きなりんごを発見！早速食べながら探検しようと、中を掘り進めるとりんごジュースの海があり、あした。海の向こうには何があるかな？版画画。 2019/10/06
