内容説明
何を描こうかなんて、ネズネズは迷いません。気になったもの、描きたいものをなんでもどんどん描いちゃうのです。歌いながらネズネズネズ、と線をひいて、ペタペタペタ、と色をぬって…。でも、あとちょっとで完成なのに、何か足りないぞ。そうだ、大事なものを描くのを忘れてた!さあて、どんな絵ができあがったのかな?新進アーティスト、ナカバン初のオリジナル絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
詩 音像(utaotozo)
19
ナカバン(片仮名)名義作。己が芸術作品に、日常と自分の周りのことと好きなことを反映させ、果ては自分自身も登場させるという、メタフィクショナルな創造の様子を描く絵本。もはや創造主は創造物の一部となり、その中で永遠に遊んでいられるかのような錯覚にとらわれ、頭がクラクラする。好きなものが描けるって素敵だ!もちろん絵に描くことは表現のひとつとしてこの本に登場しているだけで、なんだっていい。世界は楽しい事や驚異に満ちていて、その中から好きなことを見つけてとことん楽しむのが、人生の喜びなのだ!ということを描いた絵本。2021/01/13
ochatomo
15
nakabanさん初創作絵本 1枚の絵が完成するストーリー 作者もこういう風に描いていっているのかなと感じた率直さ お絵描きが楽しくなりそう 2007刊2019/06/15
anne@灯れ松明の火
12
自分が描くキャラクターに「ねずねず」というネズミがいるので、気になって手に取った。表紙やタイトルからは想像できないほど広がりがあって、ビックリした♪2012/01/09
mntmt
7
どんどん絵を描く。楽しそう。出来上がった絵もとても良い。2024/12/09
mintjam_
5
まるでキャンバスの中を散歩するように絵を描くネズネズを通し、優しく絵の世界へ導いてくれる絵本。描いた絵よりもネズネズのほうが落書きのようなタッチになっているところが面白い。ブログでの感想→ http://milkysunday.blog29.fc2.com/blog-entry-2984.html 2020/11/07




