内容説明
人気絵本作家アンドレ・ダーハンが描くあたたかいイラストとシンプルなメッセージ。直木賞作家 角田光代の言葉とともに、やさしく心に響きます。
著者等紹介
ダーハン,アンドレ[ダーハン,アンドレ][Dahan,Andr´e]
1935年アルジェリア生まれ。フランスの国立パリ工芸学校卒。パリ装飾美術学校で美術を教える傍ら、イラストレーターとして活躍。1987年に最初の絵本『ぼくのともだちおつきさま』で一躍世界中の人々に知られる。現在はパリ在住
角田光代[カクタミツヨ]
1967年神奈川県生まれ。作家。90年『幸福な遊戯』(角川書店)で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』(幻冬舎)で野間文芸新人賞、03年『空中庭園』(文藝春秋)で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』(文藝春秋)で直木賞を受賞。ほか受賞・著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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❁かな❁
120
人気絵本作家(私は初めて知りました^^;)アンドレ・ダーハンと角田光代さん訳の絵本。優しいふわふわした絵のタッチでシンプルで真っ直ぐな言葉の数々。大切な人への大好きな想いがいっぱいいっぱい詰まっています♡めっちゃ可愛かったです★本当に大切で大好きな家族、恋人、お友達に向けたメッセージで、とても共感し、子供にもわかるだろうなぁってくらいストレートな言葉にキュンときてしまいました♪大好きな人のことを想うだけで勇気も出て強くなりますが会えない時は寂しくもなりますよね。でも会えた時は喜びも倍増ですね♡素敵な作品*2015/02/08
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
97
さかなちゃんに熱愛するネコ。きみがいないとお月さまもきみに見えるんだ。去っていってしまった相手にもう一度会いたいという願いが届く。もう離さない。夢みていたことを実現させよう(かなり困難なことも含まれる)。『ぼくのともだちおつきさま』でデビューしたアルジェリア生まれのアンドレ・ダーハンさんの本。ユーモラスで暖かみのある絵がいいです。翻訳は角田光代さん。2007年2月初版。2016/01/11
眠る山猫屋
45
クリスマスなので 再読。忘れられないもの。思い出したよ。2022/12/25
月子
32
あったかい絵にあったかい内容の絵本(о´∀`о)訳が角田光代さんでした。2014/01/02
ゆうゆうpanda
31
ねこはさかなちゃんがだいすき。「きみがいないとお月さまもきみに見えるんだ」「おち葉だってなんだかこわい」なんてちょっと弱いところを見せて女心をくすぐってくる。甘ーいあまーいささやきも相手がさかなちゃんの絵だとそんなにいやらしくない。でも『さかなちゃん』は本当は彼女のニックネームだったのかなと思った。最後のシーンの相合い傘が真実。切ない片想いじゃなくて恋人同士のいちゃこらの言葉じゃないかな。ニックネームを使うことで照れずに愛をささやける。すんごくあてられてしまった。いいよいいよ~恋するって素敵なことだから。2016/01/23
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- 和書
- 親であること子であること