出版社内容情報
るるちゃんが寝ていると、泣き声が聞こえてきました。窓の外をのぞくと、迷子になった小さなおばけがいたのです! おばけのことがかわいそうになったるるちゃんは、お家まで送っていくことにするのですが……。夜の闇を美しく描いたスドウピウの絵も魅力。
内容説明
るるちゃんがねていると、泣き声が聞こえてきました。窓の外を見てみると、まいごになったおばけが泣いています。小さなおばけがかわいそうになったるるちゃんは、おばけを家まで送っていくことに…。ふたりは、無事に家までたどり着けるのでしょうか。まいごのおばけと、泣き虫るるちゃんの心あたたまる物語。スドウピウが夜の闇をやさしく描いたうつくしい絵本。
著者等紹介
すどうめぐみ[スドウメグミ]
東京生まれ。短大卒業後、会社員を経て、大好きな絵本づくりをはじめる。『ちいさなおばけ』が処女作
スドウピウ[スドウピウ]
東京生まれ。多摩美術大学デザイン科卒業。デザイン事務所勤務を経て、フリーのイラストレーターとして、雑誌、書籍の装画などで活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mntmt
23
表紙に惹かれて…。優しい気持ちになった。絵もとんがってなくて、優しいな。2016/07/15
深青
17
るるちゃんが寝ていると窓の外から小さな泣き声が聞こえて来ました。泣いているのは誰?るるちゃんが窓を開けるとそこにいたのは…。全体的に暗い色彩の絵にドキドキしてしまいました。るるちゃんもきっと不安でドキドキしていたんだろうなぁと思います。だけど、るるちゃんの勇気はすばらしい!そして、ちいさなおばけの優しさも素晴らしい。二人がまた会えるといいなぁと思うのです。2015/08/19
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
『大人のための絵本の本』 https://bookmeter.com/books/488068 で紹介されていた本。 小さい子たちに「怖い本読んで」と言われたら是非読みたい絵本です。きっと「全然怖くなかった」と言ってくれるから(笑)るるちゃんが、泣いているちいさなおばけを見つけ、暗い夜道をお家まで送って行きます。とても怖いのに頑張るるるちゃんのやさしさを、ちいさなおばけもやさしさで返してくれます。2021/01/13
チェアー
12
知らない人と仲良くなるのにはちょっぴり勇気がいる。怖い中、おばけを送っていき、またおばけも怖い中、自分を送り届けてくれる。そうやって互いに成長して、仲良くなる。2017/03/12
いっちゃん
11
エンドレスに送りあうのかと思った。お化けなんだから、飛んだらいいのに。じゃあおうち見つかるよね。2016/08/26