出版社内容情報
身近な生物による環境調査を生徒と共に指導研究してきた現役教師による豊富な実例をまとめたシリーズ第2巻。海岸動物であるアサリほか貝やゴカイなどの生き物の観察から、その海岸の自然度や環境汚染の実態を調べる。 小学校高学年、中学校
目次
海辺の環境
海辺の生き物
海辺での調査や観察について
海岸動物の観察と調査―潮だまりで海岸動物を調べよう
巻き貝の奇形と環境ホルモンとの関係―イボニシのめすがおすになる割合を調べよう
アサリの水質浄化作用の実験―アサリが水をきれいにすることを確かめよう
貝の種類と海辺の環境調査―貝の種類から海の環境を調べよう
ゴカイの採集と干潟の環境調査―ゴカイをさがして干潟の環境を調べよう
防波堤でつれる魚の聞き取り調査―つれた魚で海中のようすを考えよう
渡り鳥の観察とカウント調査―干潟に集まるシギを観察しよう
海岸の植物群落調査―砂浜の植物を観察して海辺の環境を考えよう
著者等紹介
内山裕之[ウチヤマヒロユキ]
1952年兵庫県尼崎市に生まれる。京都工芸繊維大学繊維学部大学院を修了後、神戸大学発達科学部附属住吉中学校教諭を経て、西宮市立塩瀬中学校教諭として在職中。兵庫の生きものたち共生委員会代表。甲子園干潟をフィールドにして、兵庫の生き物たちとの共生をテーマにさまざまな試みを実践している
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