出版社内容情報
大きな卵から巨人が生まれて、卵の白身を支えあげます。やがて白身は天になり、黄身は大地になり、巨人の汗は海になります。力つきた巨人は死に、二つの眼は太陽と就きになり、からだは土になって、植物が育ち、やがて人間と動物が生まれます。 幼児~小学校低学年
内容説明
言葉がない分、逆に想像力や創造性がかきたてられる、すごいいい絵本。「これ、なんだろう?」「どんな音が聞こえるの?」とか、子どもに聞きながら、いっしょに見るのがいい。子どもの感覚や発想が、親の創造性も刺激してくれるから。誕生、生と死、太陽と月、宇宙。いろんな要素があって、子どもとのおしゃべりがつきない感じ。絵だけでわかるから、外国の子どもたちといっしょに楽しめる。
著者等紹介
しみずこうぞう[シミズコウゾウ]
1924年、福井県生まれ。影絵劇団かかし座、学研映画局で美術担当。その間に映画『かぐやひめ』で文部大臣賞受賞。その後フリーとなり、写真構成や童画家として活躍
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