出版社内容情報
商店街の入り口でみどりの服をきたおねえさんが海そうシャンプーをくれた。さっそくおふろでためしたら、ひどく目にしみた。つぎに目をあけたら、そこはふろばではなく海のそこだった。おねえさんのすがたに、ぼくはあわてておちんちんを手でかくしたが。 小学生低学年
内容説明
「新しいシャンプーです。おためしください。」ぼくは、商店街の入り口で、みどり色のふくをきたおねえさんから、ミニボトルをもらった。夜、おふろで、おゆを頭からじゃんじゃかかけた。ミニボトルからにゅるっと出てきた、みどり色のえきたいを、かみにこすりつけた。そのとたん、ふろばが、ぐらんとゆれた。幼稚園~小学一・二年生向。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼんくら
2
ジユースを川に捨てる、油を流しに捨てる、心当たりはありませんか?ぼくが緑色の服を着たお姉さんから新しいシャンプーをもらって、お風呂でそのシャンプーを使おうとすると、あら不思議。そこは海藻だらけの海。あのお姉さんが海藻をきれいにするまで家には帰れないと言います。周りではお母さんや友達や先生が、一生懸命海藻を洗っています。木版画の挿絵がステキでした。2011/01/17
遠い日
1
海の環境を考えるお話。ファンタジックでありながら、厳しい問題を突きつけてくる。でも、ご近所さんの全裸は見たくないなぁ。2019/02/08
奥山 有為
1
この絵本の影響で、だいぶ長い間パッケージが海藻の絵のシャンプーを使ってました。2012/02/20
まきんぼ
0
ジュースも油も垂れ流しはいただけない・・・道徳チックであり、ドラえもんの映画を想起させるような本だった。みんな裸で・・・2016/08/31
芦屋和音
0
環境問題。小1・2年向け。2013/03/09