感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三丁目の書生
4
なかなかええ話やった。涙もろくなったんかのう。 和歌山県南端の新宮・熊野地方の山の中に住むイノシシ猟の猟師と猟犬の話。 当時の児童文学はかなり骨太です。 日本は広い!かつての日本にはこんなにも多様な生活があったのです。本作品は今となっては民俗学的にも貴重な記録ではないでしょうか。 本作品はタイトルも表紙も内容も地味やで。確かに地味やけどええもんやで。骨太な児童文学は大人が読んでも読みごたえあるのです。 https://diletanto.hateblo.jp/entry/2022/02/04/2014342022/02/04
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