出版社内容情報
日清日露の戦いがおこった時代の様子を、有名な人物の活躍を中心にまんがで分かりやすく構成。歴史学習に役立つ写真・地図・年表なども豊富。巻頭・巻末でその時代の特色や要点を詳しく解説。学校の勉強に役立つ工夫がいっぱい。 小学高学年以上
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
14
ざっと日本の歴史を見ていこう。日清・日露の戦い、明治時代・後期。2017/02/26
ステビア
14
「ばか者!きさまらには、国家百年の計を立てるわしの心がわからんのか!」大久保利通の最期のセリフです。2015/01/15
ヘムレンしば
2
西南戦争から自由民権運動、大日本国憲法発布、帝国議会開会、日清・日露戦争、日韓併合、産業革命と近代文化について。近代国家としての形を整えていく時代ですね。日韓併合については、まぁ、一般的な解釈。朝鮮に対して領土的野心を持って~といった内容。本当は併合するかどうか?かなり揉めたのが現実なんですけどね。併合した所で益が少ないですし。日清戦争の所でふと思ったのが、後の支那事変もこの日清戦争の時の経過を想定して戦っていたのだろうなという事。この時の成功体験から直ぐ降伏するはずと思いこんでいたのだろうな。2015/08/22
酒井童人@毒書の秋
2
マンガと侮るなかれ。意外に歴史的事実が的確にまとまっている。歴史ものの学習漫画はノンフィクションを要約掲載するため、見せたくない事実を多少隠すことなどはできても、その根幹にある歴史的事実を避ける事ができない。結果、それらから漂う人間や国家関係のドロドロとした臭いのようなものに心がゆらゆら蠢いてくる。早熟な小学生から大人までおすすめ出来る。ただ、一部トレンドに合わない歴史観(隣国へのアクションなど)も見受けられるが、自分だけの歴史観を構築する起点として活用したい。2014/10/13
sala504
0
約300年の鎖国で遅れていた文明や産業を、わずか数十年で世界に肩を並べたこの時代の人たちの頑張りは非常に素晴らしいと思う。2017/02/11