出版社内容情報
大事にしていたぬいぐるみのねこがなくなって、ゆうこは大泣きしました。そこへ、生まれかわりのように本物のねこ「さすらいねこ」がやってきました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベル@bell-zou
28
大切なぬいぐるみのミーコを失くしたらやってきた本物の猫、ゴロ。ひと通り猫の嫌いなことをしでかしながらゴロのことをわかっていくゆうこ。ぬいぐるみも猫も、どっちだって大切なものは何にも代えられないね。猫の絵がどれもこれも生き生きとかわいい。「じゃまをするのが たいすきなくせに、じゃまをされるのが だいきらい」本当にその通り〜!(=^・^=) 2022/05/14
mntmt
13
ねこはなつくけど、ふいにどこかに行ってしまったり、我が道を行くんだね。2021/07/05
2時ママ
2
次女 小2 ひとり読み。 2019/01/10
2020neko
0
☆☆☆☆★4/学図。季節の本(ねこ)。低学年~2009/01/30
のん@絵本童話専門
0
内田莉莎子さんというと、昔話の再話のイメージが強く。このような創作童話も書かれていたんですね!低年齢向けの幼年童話でありながらも、幼い子の複雑な感情の変化を丁寧に穏やかに描いた作品でした!引っ越しの最中、ねこの人形のみーたが居なくなってしまい、主人公のゆうこちゃんは落ち込みますが、そこへ『ひとりできたねこ』のゴロちゃん。ゴロちゃんとゆうこちゃんは会話ができます。最初ゴロちゃんは人形みーたの代わりに心の隙間を埋めてくれたでしたが、次第に誰かの代わりではない、かけがえのない存在へ。就学前~低学年向き2022/06/01