感想・レビュー
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河野孝之
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1969年3月1日、学習研究社。那須田稔訳、久米宏一絵。 那須田稔は、2年前の1967年3月10日刊行の『世界の名作図書館10巻』(講談社)でも「宝のひょうたん」を訳出しているが、やや抄訳に近いコンパクトな訳文の上に原作にない小見出しをつけたものだったが、この全集では完訳となっている。また、初訳の岩波書店版をはじめ日本での翻訳版はすべてタイトルが「宝のひょうたん」となっているが、作品の内容に忠実にするためと原作と同じく「宝のひょうたんの秘密」(宝胡蘆的秘密)としているのは評価できる。2016/05/14
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