出版社内容情報
「その人が誰か。それは経歴ではなく、優しさを何と考えるか、妻をなんと呼ぶか。肝心なことはそうした言葉の中にあると思う。」(本文より)
もう二度と会わない人が放った、言う必要のない言葉。
治安や立地じゃない、その街の持つ空気。
自分が孤独であり続けることでしか救えない孤独。
誰もが「事実」という箱に閉じ込めて見失ってしまった、名づけようのない感情や景色のなかに、本当に大事なことはある。
言語化されたことでこぼれ落ちてしまった些細だけど肝心な感覚を、矛盾しつつも言葉として拾い集めてみる。
収録内容(予定)
それが優しいかどうか分からないですけど
手ぶらの美学
子どもの指名手配犯たちへ
男の人のお尻みたいな都市開発
起きている間の夢遊病
沈黙は金か、雄弁は銀か
【目次】



