出版社内容情報
アルテアが異界化して一日。そのわずか一日で、四つの命が失われた――。
六年一組を二分した、ユウマたち一階組と、灰崎たち四階組の激闘は、ユウマたちの辛勝で幕を閉じた。だが息をつく間もなく、さらなる緊急事態が勃発する。これまで行動を共にしてきたもう一人の魔物使い、木佐貫が牙を剥いたのだ。
木佐貫によりクラスメイトが次々と捕獲されていく中、無力感に苛まれるコンケンに、何者かが囁きかける。
「小僧、お前は強くなりたいか。――ならば、血を捧げよ」
絶体絶命の窮地の中、新たな悪魔が覚醒する――!
【目次】



