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出版社内容情報
双子の姉弟のように育ち、親友以上に仲の良い宏太と咲良。お似合いのカップルだとまわりに噂される二人は、試しに一度付き合ってみたが、特にお互いに恋愛感情を抱くことはなかった。その後は――
「あはっ、わたしで童貞捨てたくせに」
「顔真っ赤にしちゃって、かーわいっ」
そう咲良にからかわれるも、気兼ねない関係が続いていた。
だがある日、咲良がとある小説賞を受賞したことを知らされる。よく知る幼馴染の意外な一面に驚く宏太。更には、学校の問題児・羽衣のトラブルを解決する中で、徐々に二人の関係は変化していき……。
これは、恋人だった幼馴染たちのその後を描く、アフターラブコメ!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
D
46
すごいラノベでした。繊細で感情が一気に押し寄せてくるような。もう冒頭を読むだけで、クラっとするくらい感情がかき乱される。でも、深いとかじゃなくて切なさとか失ったものへのあこがれとか、そんな大切な感情なんですよね・・・タイトル回収のセリフだけでもうやばいね。この宏太と咲良の幼馴染ゆえの近い距離感とそれでも恋愛関係にならない微妙なバランス。止めることはできない時間の流れ。青春ゆえの自分だけが停滞しているんじゃないかという焦り。青春小説を読むというよりも青春を追体験しているようなゾクリとする感じがしました。2026/04/11
よっち
25
親友以上に仲の良い宏太と咲良。かつては恋人だった幼馴染たちのその後の変化を描いたアフターラブコメ。お似合いのカップルと噂され、過去に試しに一度付き合いながら、気兼ねない関係に戻った2人という状況で、咲良がとある小説賞を受賞したことを知らされるストーリーで、身近な幼馴染が遠い存在になってしまう感覚を覚えて複雑な想いを抱く一方、不器用な後輩・羽衣の頑張りを応援する中で、それぞれの葛藤や自分がどうしたいのかを自覚していく宏太の覚悟も良かったですし、これから3人の関係がどう変わっていくのか今後の展開が楽しみです。2026/04/10
真白優樹
13
双子の姉弟のように育ち、恋人関係も経験するも恋が芽生えなかった少年と少女のお話。―――芽生えぬ心、けれど確かにそこにある思い。 好き、という関係を無意識で飛び越している二人の間、後輩との関りや少女の飛躍と言ったイベントの中で少しずつ関係に変化がある物語であり、雲雀湯先生らしい繊細な、独特の感情の波が楽しめる物語である。恋人ではなく幼馴染、そして今度はパートナー。新しい関係の名前を付けた二人は今後、どうなっていくのか。芽生えなかった恋心は、いつか芽生えたりするのか。 次巻も勿論楽しみである。2026/04/10
chirako
11
地方都市で「東京に行く」(仕事や生活拠点を移す)と言うと、発言者の周囲で失敗するとか騙されてるとか反発や戸惑いの感情が渦巻くのを何回も見た。その戸惑いや焦りや苛立ちをまさかの幼馴染ラブコメにスライドさせて成立させてるような面白さがあるの好き。ドロドロの嫉妬や焦りを軽やかにやさしく読ませてくれる物語。あと『転校先の清楚可憐な美少女が、昔男子と思って一緒に遊んだ幼馴染だった件』の悩む主人公達に、コイツら一回したらいいんじゃね?とかよく思ってたけど、まさかの作者本人からそのアンサーが書かれた気分2026/04/10
MoriTomo
10
恋人関係から再び幼馴染へと戻った二人のその後を描くアフターラブコメで、恋愛感情だけでなく嫉妬心まで丁寧に描かれているのが印象的でした。 ヒロインの強烈なパワーワードや思春期ならではの感情表現が随所に盛り込まれ、揺さぶられる展開の連続で引き込まれます。さらに後輩ヒロインの存在が関係に変化を与え、夢を後押ししようとする主人公の姿も魅力的で、今後の関係性の行方にも期待が高まりました。2026/04/12




