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出版社内容情報
紆余曲折ありましたが、私は生徒会に残ることができました。脳裏に焼き付いているのは、私を引き留めるセンパイの姿。そうして改めて思うのは……センパイって絶っ対、私のこと大好きですよね!
必要なのは最後の一押し! センパイのことを知り尽くしている陽葵ちゃんにもアドバイスをもらい、攻めの姿勢でアプローチ開始です! 作戦が成功した暁には、センパイとあんなことやこんなことまで……えへへへへ、やっぱり夜は妄想が捗りますね~!
幸せな気分に浸りながらおやすみなさい……って私たち、夢の中ではとっくに両想いじゃないですか!? 聞いてないんですけど!?
――新感覚の筒抜け系ラブコメ、千春の空回りが加速する第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
21
紆余曲折あったものの、最終的に生徒会に残ることができた千春。先輩の妹・陽葵にもアドバイスをもらって攻めのアプローチを開始する第2弾。自分を惹きとどめた先輩が、すっかり自分のことを大好きだと確信して、取らぬ狸の妄想を捗らせていく千春。ぐいぐい来るけどどこかポンコツで、そんな彼女の気持ちは先輩にバレバレで、いやもう構図を知っている読者からしたら何とも微笑ましい展開でしたね(苦笑)そこから思わぬスキャンダル騒動もありましたが、騒動を通して両親が彼女のことを暖かく見守ってくれているのも伺えてなかなか良かったです。2025/05/13
たまご
9
前巻を経ての2巻ということで、諸々パワーアップしておりました。この作品の魅力は何と言っても千春に尽きるわけですが、現実で暴走(妄想)する姿や夢の中のデレモードが天元突破してます。イラストも叡智。ただ、ストーリーは1巻と大きな違いを感じられませんでした。明らかな両片想いの中で、今の関係性を引っ張り続けていく展開はそろそろ限界かなと。3巻が出てくれるなら、夢も現実もひっくるめた二人の仲をきっちりまとめてくれるといいな。2025/05/14
れっちん
8
表紙が尊すぎる。この色、このデザイン、完璧じゃん。 店頭でもめっちゃ目を引く。 そして1ページめくると、可愛い“千春”のえちちな扉絵で即死(歓喜) 今回も“センパイジェネレータ”は大暴れ!いや、むしろ進化して唸りをあげる。 ついに“慧吾”の妹“日葵”の前で妄想が暴走……からの、まさかの協力者ポジ。 “日葵”との共同戦線で描かれるコメディ そして“千春”の繰り出す甘めの純愛。 そのバランスがとにかく心地いい。2025/05/14
ARI
4
うーん、これはもはや小悪魔後輩ではなくポンコツ娘なのでは? 先輩が夢の中で耐性付いているとか関係なく、アプローチが下手すぎてずーっと赤面しながらめっちゃがんばってるんだろうなぁというのがありありと想像できて、ただただ微笑ましくて可愛いという。基本的に読者目線は主人公と同じで、千春ちゃんからの好意が分かっている状態だからこそ、千春ちゃん視点多めで一生懸命好き好き攻撃しようとしているのを連打してくるのは非常に助かるわけですよね。また、今回はそんな彼女を中心に動いていたことで、2025/05/11