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出版社内容情報
第二次性徴期からの若い間だけ空想上の存在の特徴に覚醒した若者たち──ミューデント。普通の高校生・古森翼は、相変わらず幼馴染のサキュバス先輩・朔夜に振り回され、【文芸部()】の謎の活動に付き合っていた。
しかし、その彼女のトンデモ行動のせいで生徒会長であり『吸血鬼』のミューデント──赤月カミラに目を付けられ……!?
「彼が闇夜の眷属たる吸血鬼に付き従うべきなのは自明の理!」
「コウモリっつったらサキュバスの使い魔でしょーが!」
「普通」な古森の奪い合いがなぜか勃発!? やがて「特別」な彼女たちの対決は、文化祭でのミスコンにまで発展して……!?
内容説明
第二次性徴期からの若い間だけ空想上の存在の特徴に覚醒した若者たち―ミューデント。普通の高校生・古森翼は、相変わらず幼馴染のサキュバス先輩・斎院朔夜に振り回され、“文芸部()”の謎の活動に付き合っていた。しかし、その彼女のトンデモ行動のせいで生徒会長であり『吸血鬼』のミューデント―赤月カミラに目を付けられ…!?「彼が闇夜の眷属たる吸血鬼に付き従うべきなのは自明の理!」「コウモリっつったらサキュバスの使い魔でしょーが!」「普通」な古森の奪い合いがなぜか勃発!?やがて「特殊」な彼女たちの対決は、文化祭でのミスコンにまで発展して…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
22
相変わらず幼馴染のサキュバス先輩・朔夜に振り回される古森翼が、彼女のトンデモ行動のせいで生徒会長で『吸血鬼』のミューデント・赤月カミラに目を付けられる第2弾。朔夜先輩によるあちこちの部からの借りパク疑惑で生徒会からガサ入れが入った【文芸部()】。裏選挙の結果もあって先輩をライバル視するカミラと、なぜか古森の奪い合いが勃発して、文化祭でのミスコンにまで発展する展開で、古森の母や朔夜との関係も掘り下げつつ、周囲の助けも借りながら母との関係をこじらせているカミラのために奔走したその結末はなかなか良かったですね。2025/03/08
はじめまこと
5
この主人公、わからせたいな こいつが見てる世界をぶち壊したい 鈍感系にはだいたい言えるけど、こいつは特にそう 心の奥まで踏み込まれざるをえない状況になって欲しい 構成は結構変わったけどやってることは変わらなくて良かった テーマの取り扱い上手いですね しかし朔先輩、消極的に正ヒロインの座を維持するの面白すぎる 幼馴染じゃなきゃメインヒロインにはなり得ないんだよなこの枠 なんだかんだで着いていっちゃう小森くん好き 主人公の母親を同級生が口説いてるのあまりに地獄だろ2025/05/04
たこまんま
4
前回は怪異に振り回されるのを解消する面がメインだったが2巻ではどちらかと言えばそちらはサブで、主に家族との関わり方がメインになっていた印象(ヒロインに限らず)。今回の主役になるのは西洋怪異の王と言っても過言ではない存在である「吸血鬼」。とはいえ作品コンセプト上仕方ないが血を愛飲するぐらいしか特徴はないが…。ラブコメ的な面で言えば個人的に獅子原さんがめちゃくちゃ健気可愛かったので何とか報われてほしいところ。いやまあ、先輩が強すぎるんですが…でも先輩も先輩で特徴が消えるまでは相手してくれなさそうですね…2025/03/25
みやしん
3
やれやれ系男子の拗らせた反抗期。テーマの扱いがうまく語彙も豊富で読み応えがある。生徒会ものには腹黒い副ポジションあってこそ。2025/05/10
佐倉惣五郎
1
★★★☆☆2025/05/07