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出版社内容情報
宿屋の看板娘・マリアがチョコレートを食べて意識を失い、訪れた黄泉の川のほとり。途方に暮れるマリアだったが、そこにはもう一人、人生に絶望して死を望む美しい令嬢がいた。彼女を必死に引き留めるも、どういう訳か揉み合っている間に中身が入れかわって現世に戻ってしまい……。
そうして公爵令嬢・シャーロットとして目を覚ましたマリアだったが、どうやら家族や使用人たちから酷い扱いを受けているようで?
「――許せない!」
マリアの改革が、今始まる!
内容説明
宿屋の看板娘・マリアがチョコレートを食べて意識を失い、訪れた黄泉の川のほとり。途方に暮れるマリアだったが、そこにはもう一人、人生に絶望して死を望む美しい令嬢がいた。彼女を必死に引き留めるも、どういう訳か揉み合っている間に中身が入れかわって現世に戻ってしまい…。そうして公爵令嬢・シャーロットとして目を覚ましたマリアだったが、どうやら家族や使用人たちから酷い扱いを受けているようで?「―許せない!」マリアの改革が、今始まる!
著者等紹介
優木凛々[ユウキリンリン]
神奈川県出身。コミカライズもされた『どうも、前世で殺戮の魔道具を作っていた子爵令嬢です。』にてメディアワークス文庫デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
栗山いなり
9
宿屋の娘と公爵令嬢が入れ替わった事から始まるファンタジー小説。作中に滲み出るコミカルさとマリアの明るいキャラクター性が良い感じに相乗効果を生み出し、そこに様々なスパイスが加わった物語だったと思った。シリーズ化するんなら読んでみたい作品2024/12/16
尚侍
8
とっても面白かった。物語の筋としてはこれ以上ないほどの王道スタンダードといった雰囲気でしたが、そうした内容であるがゆえに他の作品との差別化が難しい中、本作は王道展開をきちんと描き出すことでシンプルに面白いと感じられる内容だったので、下手にに奇を衒わない分作者の力量が感じられるものでした。このレーベルであればラノベ好きな人だけでなく一般の読者にも届きやすいと思いますし、前作も読ませる内容だったので今後が楽しみな作者さんですね。次回作も期待して待ちたいと思います。2024/12/02
P
2
★★★★★ レーベル+作者買い。とても面白くて一気読み。2人の女の子が一生懸命がんばる姿が清々しくて読後感がとても爽やか。幼い女の子との心の交流やイケメンとのロマンス、魔法など盛りだくさんの内容を解り易く1冊にまとめたのはお見事だと思いました。おすすめです。2024/12/06