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出版社内容情報
“精霊の子”である皇女・ナターリアに受け継がれるはずの王都の剣を、
その身に宿してしまったシスター・サラ。
サラがずっと言えずにいたその事実を、ナターリアはあっさりと受け入れる。
秘密を共有し、また一歩近づいたかに思える二人だったが、王都の剣を狙う人物が現れ――。
孤独な皇女とお節介なシスターが紡ぐ
もどかしくも愛おしい物語、最終巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おこげ
8
平和な都に巻き起こる騒動は皇女とシスターの大きな見せ場。百合ハーレムを夢見るターニャ交えて巧みな演技が光るわ✨ナターリアを背負う以上に重みを受けとめるのもサラの愛かしら🍀ドキドキ同衾なんてスキャンダラスシーンはもっと攻めてくれて良かったのに😶気○斬ぱふぱふやらシリアスに偏らないのが心地好いし打ちきり残念…だがお話続くのは救い。サラとナターリアの開花はこれからだ。2024/07/25
もっち
2
ルイス様マジファインプレー ようやく隠し事がなくなって物語も動き出しそうというところで商業打ち切りは本当に残念だけど、話を無理に畳むようなことにならなかったのはよかった これからも追いかけます2024/07/27
Yukipitasu
1
ハイファンタジー百合、今回も面白かった。商業出版の分は今回で完結だけど、ついこの間個人出版の形で4巻が出たらしい。是非読みたいな。 王家の剣で革命を起こし同性愛は死罪という法律を変えて女のハーレムを築き上げようとする、火の国のターニャ。優秀なのにサラ・リュミエールを異様に敵視し実力を発揮できずにいるプリーストのエナ・シャンドリエ。新キャラが2人も登場。まだまだ続ける気満々って感じで嬉しい。 エナはデマ拡散したのは最低だけど、自分を棚上げして女の嫉妬は怖いと他人事みたいに嘲笑するミソジニストはもっとクソ。2025/05/06
クロユリ
1
風の精霊を宿す孤独な皇女様とその身に王族の剣を宿すシスターの百合ファンタジー最終巻！個人的にはすべての百合好きに薦めたい非常に大好きな作品だったのでとても残念。テンションが高いわけではないけど、かわいい茶目っ気がたっぷりな独特の空気がなんとも心地よかったです。作者さんがなにかしらの形で続きを書いていくと明言しているので絶対に追っていきたいです！2024/08/01
