メディアワークス文庫<br> 後宮食医の薬膳帖〈4〉―廃姫は毒を喰らいて薬となす

個数:
電子版価格
¥836
  • 電子版あり

メディアワークス文庫
後宮食医の薬膳帖〈4〉―廃姫は毒を喰らいて薬となす

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月12日 20時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049157369
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

帝国・剋の後宮食医である慧玲だが、皇后の脚の治療中に新たな毒疫が発生。解毒に必要な薬種を求め、慧玲は炎駒嶺へ過酷な旅に出ることに。
一方、慧玲のために秘毒の調査をしていた皇太子の鴆は、その過程で皇后の正体が饕餮という怪物で、毒疫の元凶であることを突き止める。全てを知った慧玲と鴆は皇后を討つため、命を懸けたある計画を実行しようとするが――。
全ての毒を絶ち、帝国に光をもたらすことはできるのか。そして、鴆と慧玲が歩む未来とは? 覚悟と希望の第4巻。

◆◆◆登場人物◆◆◆
【慧玲(フェイリン)】
暴虐を尽くした先帝の廃姫であり、毒を熟知する白澤一族の叡智を受け継ぐ最後の末裔。助命と引き換えに、皇帝から毒疫の治療を命じられる。

【鴆(ヂェン)】
怪しげな翳をもつ美貌の毒師。実は胥雕皇帝の嫡嗣で、皇太子として宮廷に戻ってきた。毒の効かない慧玲を気に入り、なにかと揺さぶりをかけてくる。

内容説明

食医が国を蝕む難毒に挑む、毒香る中華後宮ファンタジー。帝国・剋の後宮食医である慧玲だが、皇后の脚の治療中に新たな毒疫が発生。解毒に必要な薬種を求め、慧玲は炎駒嶺へ過酷な旅に出ることに。一方、慧玲のために秘毒の調査をしていた皇太子の鴆は、その過程で皇后の正体が饕餮という怪物で、毒疫の元凶であることを突き止める。全てを知った慧玲と鴆は皇后を討つため、命を懸けたある計画を実行しようとするが―。全ての毒を絶ち、帝国に光をもたらすことはできるのか。そして、慧玲と鴆が歩む未来とは?覚悟と希望の第4巻。

著者等紹介

夢見里龍[ユメミシリュウ]
第26回電撃小説大賞で最終候補作になった『死者殺しのメメント・モリア』(メディアワークス文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はなりん

17
シリーズ4巻。前巻でその身に宿していた人毒を慧怜を助ける為に失った鴆。再び慧怜の為に人毒を宿す為毒を食らっていく鴆と、毒であり続ける鴆に惹かれている事を自覚しつつある慧怜の関係が何とも言えずよかった。表裏一体で反発しながらも執着し合う関係、いいですね。皇后はやはりと言うか化け物でした。何とか排除できた?けど、新たな子が生まれ不穏の種は残ったまま。劉がいいキャラに育ってきたけど、最終巻かしら?一応はきれいに終わった感じですが。2024/12/14

和尚

16
一巻から通じて面白かった!とても良い物語でした! 鴆が振りほどけば、慧玲は倒れる。だが鴆は離さない。信頼よりも強い理解。ほどけない縁。 食医でも薬師でもなく薬。暗殺者でも毒師でもなく毒。薬毒同源、いずれ同じ道となる、道連れという言葉の毒が愛になる関係もまた良いですねえ。 そして饕餮、その姿のままで喰らうんですね、怖い、その子は果たしてどうなるのか。続巻に期待ですね 終わりは陰陽、こういう形になりましたかなるほど!とても好みの終わり方で最高でした!2024/08/18

なみ

12
シリーズ4作目。 新たな毒を解毒するため、慧玲は材料を入手しに自ら旅に出るが、民族同士の争いに巻き込まれてしまい──。 慧玲と鴆の、ひと言で表すことのできない特別な関係性が今回もすごく良かったです。 藍星や劉にもそれぞれ見せ場があって、これまで以上にキャラクターたちが生き生きしていた気がします。 ラストの展開もめちゃくちゃアツかった!2024/11/27

栗山いなり

9
後宮食医の慧玲が国を蝕む毒に立ち向かう中華ファンタジーシリーズ第4巻。今回の終わり方ってこのままシリーズが完結するのかそれともまだ続くのか分からんなと思った。しかし毒を使う作品なせいか結構毒が強い物語な気もしてる2024/07/06

冬野

6
シリーズ第四弾。二巻までで第一幕、三と四巻で第二幕と、綺麗に区切りがついた。民を蝕む虎毒と正体が明らかになった皇后、今回の敵は強大な存在で。毒を服んだ上で薬であろうとする慧玲の覚悟、気高さが印象的だった。副題がそう効いてくるか!と感服。馬を颯爽と乗りこなす慧玲が格好いい。ブー垂れる劉は子供らしくて微笑ましいけど、そりゃ命を懸ける決断を迷わず下せる人の方が稀だよね(このシリーズ読んでると感覚が狂う)。藍星は最後まで癒し。正反対で相容れない慧玲と鴆に、正反対だからこそ共に在れる道が拓けて良かった。星:5/52024/08/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21949018
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品