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出版社内容情報
FPSの元プロゲーマー♂が転生した世界は魔法が存在するファンタジー世界だった――が、そこには夢広がる冒険はなく、銃弾が飛び交う泥沼の戦場が待っていた! しかも、トウリという名の「少女」として……!?
トウリは回復魔法への適性を見出され、生まれ育った孤児院への資金援助のため軍に志願し二等衛生兵となるが、魔法の訓練も受けないまま最も過酷な戦闘が繰り広げられている「西部戦線」の突撃部隊へと配属されてしまう……。
彼女に与えられた任務は戦線のエースであるガーバックの専属衛生兵となり、絶対に彼を死なせないこと。けれどガーバックは部下を見殺しにしてでも戦果を上げる最低の指揮官でもあった!?
理不尽な命令と暴力が飛び交う戦場で、トウリはただ生き残るために奮闘するが――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろねこ文学
6
TS異世界転生もの。戦場が舞台で、主人公は衛生兵の少女。弱い回復魔法しか使えないし、歩兵隊所属でめちゃくちゃ泥臭い肉弾戦。戦闘狂いの小隊長専属の回復係として戦場に参加する主人公トウリ。前世はゲーマーだが、よくある異世界転生チートではなくて、なかなかシビアに戦場を描いてる。戦場に女の子兵という異色の取り合わせが面白いけど、内容はかなり悲惨。ある種諦念を持つ主人公と戦争の悲惨さ、仲間との束の間のじゃれあいなどが絶妙な雰囲気をかもしだしている問題作。だが、面白い!2024/02/28
錢知溫 qiánzhīwēn
3
『そんな表情をできるのがうらやましいよ 俺たちはもうとっくに諦めちゃったからさ』 『そのうち 死ねた奴がうらやましいって思う日がくるよ』 「生きているだけで丸儲け」だの「死ななければ安い」だの言葉よりよほど的を射ていると思う。作畫水準は伊藤悠氏や東條チカ氏に比するといささか物足りないが、戰爭の理不盡さはきちんと傳わってくる。 …正直死んでもゾンビとかにならない異世界なら死んでしまった方がもう苦痛を感じなくて濟むのだろうにと私などは思ってしまう。2024/10/01
tomite
3
★★★☆☆ こちらの幼女もエグい。チート能力なんてほとんど無し。戦場に慈悲はない。使えるものは全て使え。歳も性別も関係ない。前世の安穏とした日々との落差。悲惨な状況。諦念に苛まれながら、死にたくないから、生きる為にもがく。ただ一日を全力であがく。TS要素、いる?この先一兵士として終わるのか。擦れ切れて英雄になるのか?生き残り、幸せにたどり着くのか。続きが楽しみ。2024/05/20
きのと
3
何が言いたい話なのかわからない。設定的には性転換転生みたいだけど、それも別に意味なさそうで単にひどい目に会うのが女の子のほうが良いからってことかと思うとなんか作者気持ち悪いなとも。序盤だし一応もう1巻くらいは読んでみようと思うけど多分そこまでかな2024/04/28
よも
1
あぁ、転生してもこんなに辛いなんて… トウリちゃんを見ているといつか救われてほしいと思ってしまう2025/04/29
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