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出版社内容情報
ある日、世界は神々によって支配された。彼らは人間に加護を与える代わりに、神々の力を宿した鎧『神鎧』を纏い、邪神と戦うことを求める。これは、神々が支配する世界の若者たちの物語である。
内容説明
―我々は、『神々』である。ある日、世界は神々に支配された。彼らは人間に加護を与える代わりに、神々の力を宿した鎧『神鎧』を纏い、邪神と戦うことを求める。神々の僕として選ばれた青年・新島荒士は、邪神と戦うために神鎧の使い方を学ぶべく富士アカデミーへ入学する。この富士アカデミーで学ぶ候補生は彼以外女性ばかりで、荒士は肩身が狭い生活を強いられることに不安な気持ちを抱く。だが、そんな些細な不安を抱く日常は、邪神側の戦士である背神兵の襲撃によって突如として打ち砕かれ―。これは、神々と共存を強いられた青年たちの戦と進化の物語である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
34
神々に支配され加護を宿した神鎧をまとい邪神と戦うことを求められた人類。神々の下僕として選べ等た新島荒士は邪神と戦うために富士アカデミーに入学するファンタジー。男で史上初のF型適合者だったこともあって、入学前に邪神側の戦士・古都鷲丞と因縁の出会いを果たした荒士。幼馴染の陽湖と一緒に入学したアカデミーでも生徒は女性という境遇もあり、好奇の視線にさらされ肩身が狭い想いをする中で、たびたび彼を攫おうとする邪神側の襲撃を受ける展開で、戦いを重ねるうちに宿敵と意識していく鷲丞との決着がどうなるのか気になる上巻でした。2024/07/11
オセロ
30
神と邪神に選ばれた少年少女たちの代理戦争という自分好みの内容なのですが、説明が多くて冗長に感じた。こういうのはシンプルで良いのに…。ということで下巻はいいかな。2024/07/18
こも 旧柏バカ一代
30
神々が星界の紋章のアーヴみたいに思えてしまった。占領するが惑星の統治は星に任せるところなんかね。細かくは全然違うけど、突然来て占領してって感じがそっくりだと思ってしまった。その神々が求めるのが邪神と戦う事のできる戦士の供出。それから17年経ち主人公、荒士は世界で初めてFに適合した男性戦士候補として育成機関へ向かう直前に、邪神側の者が彼を誘拐しようとして来た。邪神側も自らを神と呼んでおり、、この辺りがスペースオペラの舞台とは違う。同じ星で両派閥がシノギを削ってるのが全く違う。説明されてるけど神って何なんだ?2024/07/12
凜音
14
読了 隣を覗けば直ぐ傍にある可能性の世界。 1999年のある日まで、時を共にしていたこの世界は神々と名乗る者達の侵攻により、道が分かたれた。 神々は支配とともに加護を与えその代価に"神鎧"を纏って邪神と闘うことを求める。ジアース世界で始めてのF型適合者(神鎧の適正)となった新島荒士は、 神々の戦士育成機関アカデミーに入ることになり始まるSF作品。 面白かったですね。 世界の広がりと、神々や邪神という存在。 箱庭の中に閉じ込められている不自由さみたいな中に万華鏡みたいに広がる世界みたいな読み心地。2024/07/11
碧海いお
11
まるで00年代までに発行をしたライトノベルのような架空の設定をぎっしり。よくも悪くもこれぞ、ライトノベル!とまるで10代の頃に架空の設定を覚えて読んでいた頃を思い出しました。SF×バトルとのことですが、超能力×バトルときた方がピンときました。一昔前の10代なら中二設定で敵と戦うものが好きでしたけど、今の10代でも刺さるのだろうか? あとがき曰く、聖闘士星矢よりかスーパー戦隊ものらしいですが、どちらも知らない。 PKビームなんてゲームのmother以外初めて見ました。2024/07/26