電撃文庫 年下の女性教官に今日も叱っていただけた

岩波 零【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2025/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 248p／高さ 15cm
• 商品コード 9784049155037
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

　男だけの戦闘集団で生まれ育ったレオン。劣悪な環境から逃げ出し、道中でドラゴンを倒して美少女リリアを救出する。その才能を見込まれ、彼女が教官を務める勇者訓練学校に入ることになったのだが……。
「またモン娘に負けたんですか。お仕置きですね」
　女の子に免疫がないせいで、あまりに無様な敗北を繰り返すレオン。そんな彼に納得がいかないリリアによって、お仕置きは日々エスカレートしていく。さらに同級生のシエラに赤ちゃん扱いされ、ギャルのフィオナにもてあそばれ、レオンの尊厳は行方不明！　なのにレオンは、自分でも知らなかった「ある感情」に目覚めていく――？
　新たな自分の一面に気づいちゃうファンタジーラブコメ、開幕！

内容説明

ドラゴンには勝てても、女の子には勝てない！？男だけの戦闘集団で育ったレオン。劣悪な環境から逃げ出し、道中でドラゴンを倒して美少女リリアを救出する。その才能を見込まれ、彼女が教官を務める勇者訓練学校に入ることになったのだが…。「またモン娘に負けたんですか。お仕置きですね」女の子に免疫がないせいで、あまりに無様な敗北を繰り返すレオン。そんな彼に納得がいかないリリアによって、お仕置きは日々エスカレートしていく。さらに同級生のシエラに赤ちゃん扱いされ、ギャルのフィオナにもてあそばれ、レオンの尊厳は行方不明！なのにレオンは、自分でも知らなかった「ある感情」に目覚めていく―？新たな自分の一面に気づいちゃうファンタジーラブコメ、開幕！

著者等紹介

岩波零［イワナミリョウ］
宮城県生まれ、東京都在住。『第５回ＭＦ文庫Ｊライトノベル新人賞』で優秀賞を受賞し、デビュー。ちょっとエッチなラブコメが大好きなラノベ作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

生まれ育った劣悪な男だけの戦闘集団に嫌気がさして逃げ出したレオン。道中でドラゴンを倒して美少女リリアを救出したことで、彼女が教官を務める勇者訓練学校に入る学園ファンタジー。ドラゴンを単独で倒す実力を持ちながらも、女の子に免疫がなく最弱のスライムモン娘にすら誘惑されて無様な敗北を繰り返すレオン。彼に呆れるリリアがお仕置きがエスカレートして、さらに同級生のシエラに赤ちゃん扱いされ、ギャルのフィオナに弄ばれる理不尽な目に遭うものの、とはいえそれもレオンが誘惑に弱すぎるせいなので、あまり擁護できないですね（苦笑）

2025/04/11

[彩灯尋]

男の童貞こじらせている感じがちょっと合わなかった。女の子はまだしも、男の魅力が無かったのが残念。微スカは超絶地雷だったので同じような人がいるなら注意。コメディだから何も考えずにすげーことされてるなーって笑って読めればそれでよかったのかもな。メスガキスライムは好きだった。

2025/06/08

[alleine05]

面白かった。あまり大きな山場とか盛り上がりとかはないけど、この作者の作風らしい気軽に楽しめる内容だった。しかしシエラの過激派ママっぷりはさすがにちょっと怖くなるぐらいだった。あと終盤、ここまでリリアに完全支配されてしまった主人公の今後はどうなるんだ。あとがきで触れられていた二作の続きも読みたいのだけど、やはり難しいのかね。

2025/04/23

[真白優樹]

男ばかりの集団で生きてきて女性に免疫がない少年が、勇者訓練校の教官の少女と出会い始まる物語。―――味わうのは未体験の扱い、開花させるのは被虐性？　教官からは所有物のように扱われ、級友達からは赤ちゃん扱いされたりもてあそばれたり。尊厳行方不明な中で何かに目覚めていく、いい意味で酷い物語であり、作者様の欲望がこれでもかと詰め込まれた、生々しさとぬらぬら感が複雑的な面白さを出している物語である。少しは成長するも、発露させた変態性は消せず。果たして少年は今後どこまでいってしまうのか。 次巻も勿論楽しみである。

2025/04/17

[れっちん]

タイトルで察してはいたけど、 それを斜め上どころか場外まで持ってく、そういうやつ。問題作（歓喜） 表紙を飾る年下の女性教官『リリア』、 ママみ委員長『シエラ』、カノピギャル『フィオナ』と、 キャラ付けのクセがとにかく強い。強すぎる。 ストーリー展開も良き。ちょいちょい○ネタぶっ込んでくるんだけど、それがまた絶妙なタイミングで、美少女の口から飛び出すもんだから、 破壊力MAX。 ○癖と最大級のコメディをギュッと詰め込んだ一冊。 これぞライトノベルって感じ。良作！

2025/06/02