電撃文庫<br> 七つの魔剣が支配する〈13〉

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電撃文庫
七つの魔剣が支配する〈13〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049152760
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

★ゴッドフレイの外伝小説も発売中★
 友を繋ぎとめるため、友と並び立つため、さらなる絆や力を求めたピートとガイ。
 しかし、彼らが覚悟を持って踏み込んだ先は、決して光ばかりとは言えないものだった。それは剣花団のほかのメンバーも同じこと。

 呪者として目覚めたガイは、力の制御が可能となるまで一時的に剣花団を離れることになり、メンバーに動揺が走る。しかも、オリバーたちは上級生として研究室選びの時期を迎え、各々が自分の将来を考えなければならない。徐々に、しかし確実に、彼らの関係性には変化が起こっていた。

 そう――大人に近づき、魔に近づく彼らは、かつてのままではいられないのだから。

 さらに、新任教師ファーカーの不気味なまでの優しさや、この学校では異常とも言える生徒想いな振る舞いは、一部のキンバリー生たちの考え方までも変えていく。一方で、謎に包まれたその真意を確かめるために、オリバーは自ら魔人へと接近し――

内容説明

呪者として目覚めたガイは、力の制御が可能となるまで一時的に剣花団を離れることになり、メンバーに動揺が走る。しかも、オリバーたちは上級生として研究室選びの時期を迎え、各々が自分の将来を考えなければならない。徐々に彼らの関係性には変化が起こっていた。そう―大人に近づき、魔に近づく彼らは、かつてのままではいられないのだから。さらに新任教師ファーカーの、この学校では異常とも言える生徒想いな振る舞いは、一部のキンバリー生たちの考え方を変えていく。一方で、謎に包まれたその真意を確かめるために、オリバーは自ら魔人へと接近し…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

33
呪者として目覚めて一時的に剣花団を離れることになったガイ。一方、オリバーたちも上級生として研究室選びの時期を迎え、各々が自分の将来を考え始める第十三弾。岐路に立って友を繋ぎ止めるためさらなる絆を求めるピート、並び立つため力を求めるべきなのか葛藤するガイが抱える何とも複雑な思い。オリバーと共にいる喜びを隠せないカティに、お互いの事情を彼と分かち合うシェラ。剣花団としての絆は強固でも、同時にそれぞれがどうあるべきか考えないといけなくて、いくつもの切ない想いも垣間見えましたが、ファーカーの存在が不気味ですね…。2023/12/08

かなばる

26
誰かが欠落することでの人間関係の綻びがよく現れている。誰かが担っていた役割の穴埋めで、別の誰かにしわ寄せがいき、それが新たな歪みを生み…。大賢者という強力極まりない存在の加入も、ある意味では人間関係の変化ではないだろうか。それこそ、独裁体制から別の対抗勢力が生まれるというパワーバランスの変化にも見える2023/12/27

如水

20
前回でガイが呪者として覚醒。呪樹(イビルツリー)を襲名?した所から。いるだけで呪いを振り撒いてしまう、しかも親しい仲で在れば在る程伝播しやすく…と言う訳で剣花団から離れて生活する事に。又、オリバー達は研究室選びの時期に入り、其々の選択時期に…と言う御話。まぁ確かに男女混合でしかも『一人の人間につき一人の相手、そんなルールは所詮普通人のものに過ぎないと。魔法使いの考え方は…』で分かる様に人の繋がりとは?と言う根本的な所を抉ってくる巻でした。後、新任教師である【大賢者】ファーカー、まさか二つ名が○○とは…😱2024/05/28

山川欣伸(やまかわよしのぶ)

17
シリーズ第13弾では、ガイが剣花団を一時離れるという事態が展開される。これによりオリバー達の絆に一抹の不安が生じ始めた。一方、4年生になったオリバー達は、研究室選びに奔走する。本作のテーマは「変化と成長」である。オリバー達は大人への階段を上りながら、魔法の世界の厳しさに直面する。かつての無邪気さを失いつつも前に進み続ける様子に、私は彼らの青春期の移り変わりを象徴していると感じた。余韻に長く浸れる作品である。2024/04/18

じお

15
★★★☆☆ 呪者として目覚めてしまったガイ、そのため剣花団の面々と距離を置かざるをえなくなるが、それが波紋を呼ぶ、えっちな話ばっかすんじゃん…と思った学園バトルファンタジー第13巻。うーん、今巻はちょっとついていけない感じ、強い絆と言ってしまえばそれまでですが、結びつきが強すぎて、某間違ってる青春ラブコメで擦られつづけた共依存とかそっちの方向性に片足突っ込んでるような、今作の設定として、魔法使いの世界と性愛というのが切っても切れない仲という位置づけのせいか、→2024/06/09

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